「何がはいっているかな?」ひみつ袋
「ピースボート子どもの家」で、2~3歳の子どもたちに人気なのが、『ひみつ袋』という活動です。
この活動は【 立体識別感覚 】という感覚を洗練するための活動です。
中を覗かずに両手を入れて、「これは何かな?スポンジかな~」、「○○君の袋にも入ってる?」と、手の感覚だけを頼りに中に入っているものを当てます。
始めたばかりの頃は「袋の中は見ないんだよね~」といいながらも、ついつい覗いてしまう2歳のこう君。でも毎日繰り返していく中で、だんだん袋の中を見なくなりました。
慣れてくると、子ども同士で活動します。
写真の女の子2人も、対になっているひみつ袋を使っています。
「ひなちゃん、せんたくばさみだす~」
「はなちゃんも、せんたくばさみあった!」
「ピースボート子どもの家」では、1人ひとりの発達にあった活動を準備しているので、子どもたち自身が「今日はあのお仕事(*)しよう!」と楽しみに毎日登園しています♪(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ教育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します。)
(丸木佳里)