地球一周の終わり💫
2024年8月に日本を出航したVoyage118が神戸へ帰港し、地球一周を終えようとしています🌏
2009年にはじまったピースボート子どもの家🚢!
「平和は子どもからはじまる」を合言葉に活動を続け、早くも15年が経ちました。
この15年間で延べ195名の子どもたちがプログラムに参加し、地球を巡る船旅を共にしましたよ☺️
18回目の開催となるVoyage118でも、子どもたちは地球を五感で感じ、多くの友人を作ったことでしょう。
長い旅を終え元の生活に戻る子どもたちは、乗船前と比較して心身ともに大きな成長を遂げたように感じます✨
「また会おうね!」と、一時解散のように帰国した子どもたちの今後が楽しみです❣️
このブログでは、ともに過ごした保育士からのメッセージをお届けします。
◆担任モンテッソーリガイド
森輝実(もりてるみ)
ピースボート子どもの家のみんなへ
地球一周したね!
子どもの家で見た地球儀は小さいけど、本当の地球は大きくて暑かったり寒かったり、色んな人がいて色んな言葉を話してたね。
世界中にお友だちを作ったね!
それはとても素敵なこと。これからも、もっとたくさんの人と仲良しになってね。
手を使ってたくさん活動したね!
よく動く手は自分や誰かを助けるためにとても役に立つので、これからも良いことにたくさんに使ってね。
お友だちや先生とたくさんお話をしたね!
自分の気持ちを伝えたり、相手の話を聞くことはとても大事だったね。
みんなと地球一周できたことは、先生の一生の宝物です。
世界は広いですが、人や生活は同じでした。自分と変わらない人々が、違った文化や習慣の中で暮らしているだけです。
幼児期に世界を身近に感じられるこの体験ができたことは本当に幸せなことだと思います。
最初は様々な人種や言葉が飛び交う環境にとまどっていた子どもたちが、どんどん受け入れ、数ヶ月後には自分から話しかけるまでになりました。
小さくても目の前の困っているお友だちに手を貸すことができるこの子どもたちには、目の前には居ないけれど援助が必要な世界の人々に手を貸してあげられるという希望があります。
ピースボートは、平和の架け橋です。
これからもっともっとたくさんの子どもたちが船に乗って、自分を作る時期に世界を身近に感じ、地球人として大きな視野を持つ人に成長する事を心から願っています。
◆アシスタント保育士
野村聡美(のむらさとみ)
皆さんにとってこのVoyage118の世界一周はいかがでしたか?
船でたくさんの人に出会って、子どもの家で様々な活動をして、さらに寄港地で多様な世界との出会いがありましたね。
寄港地の後には、「公園にダンゴムシさんいたよ!」「間欠泉みたんだけど、すっごーく大きくて…」など、それぞれの感動をイキイキと話してくれましたね。
身近な小さな世界を見つけたり、自然の不思議に好奇心を持ったりする皆さんの気づきや発見に驚き、一緒に感動することができてとても嬉しかったです。
子どもの家では、「◯◯できた!」「机ピッカピカになった〜」「7大陸の地図完成したよ!」など、教えてくれました。
繰り返し活動したり、集中したりして、やりきった後の皆さんの素敵な表情が忘れられません。
この3ヶ月半の船旅での出会いや経験が皆さんのこれからの未来にどう繋がっていくのか楽しみです。
多様な世界をまっさらな心で受け止め楽しむ皆さんと一緒に過ごすことができ、とても幸せでした。本当にありがとうございました☺️
ご家族の皆さま、子どもたちを見守り支えてくださった全ての皆さまにも深く感謝いたします。ありがとうございました。
◆子どもの家担当スタッフ
池あいり(いけあいり)
親子で地球一周をするという決断をしてくださった親御さんに改めて感謝を申し上げます。
陸で帰国を待ち侘びたご家族の皆さんも、勇気を持って送り出してくださってありがとうございました。
はじめは不安で胸いっぱいだった子どもたちも、いつからかお客さん同士を繋ぐ大切な架け橋となって、大活躍してくれました。
船旅を思い出す時、世界中にできたお友だちや、偶然巡り会えた野生動物たち、豊かな自然を思い出してみてください。
そうして世界へ目を向けることが、平和への第一歩になると信じています。
貴重なひとときを共に過ごせたことを、大変嬉しく思っております。
ありがとうございました✨