第2回「子どもの家」報告会【その3】

乗船している1000人のお客さまを対象に、第2回「子どもの家」報告会を行いました!洋上のモンテッソーリ保育園で、子ども達がどのように過ごしているかを写真を使いながら紹介しました。
今回は、5つのコーナー【日常生活・言語・感覚・数・地理】について、写真を交えながら話しました!
こちらでは報告会の内容を3つに分け、その③「地理」と「自己表現」について、ご紹介します。

* 地理 *
< 対照地形 >
凹と凸で「湖」と「島」。「湾」と「半島」は対称の地形であることを、立体に色水を注いで確かめる教具です。5歳のあさひくんは「群湖」と「群島」に挑戦しています。P1040957w

< 色つき世界地図 >
7つの大陸の色塗りをする、そうちゃん。私たちが旅する国々は広い海でつながっているですよね!P1050093x

< 地球儀 >
地球儀を見ながら、日本との時差についてお話しをする5歳のそうすけくんと4歳のあきこちゃん。

「にほんはここでしょー」
「ふらんすはここでしょー」
「おとうさんと話したとき、フランスは昼で、日本は夜で…」
「こうやって船が動いて、時間が変わって…」P1060211ag

< 世界の国々の国旗 >
訪れる国々の、国旗作り。次に行く国の国旗を調べて、丁寧に色塗りをしました。P1060341ai

 

* 自己表現 *
イーゼルに絵の具で大きな絵を描いています。P1040956v

パレットの色を1つひとつ紙にのせ、少しだけ色が混ざり合い、「こんな、いろになった!」と不思議そうにつぶやいています。P1050380ab

お友だち1人ひとりをイメージして作ってくれたペンダント。
「自己表現」と書きましたが、表現方法は様々です。子どもたちが表現したいときに、いつでもできるよう、楽器やイーゼル、絵の具、刺繍糸などがいつも手に取れる場所においてあります。 P1060006aeP1060002ad

報告会で、紹介したお仕事(※)はモンテッソーリ教育のほんの1部です。
(※:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ教育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します。)

奥が深く、短い時間でお話しするのは、とても難しかったのですが「うん、うん」と、うなずきながらメモをとってくれたり、「そうよね、大人がお手本にならないといけないわよね」と声をかけてくださる方、教育について、教具について、たくさんの質問をいただきました。

興味をもっていただき、いつも温かく見守ってくれる船内の大人たちに感謝しながら、残りわずかなピースボート生活を子どもたちと楽しんでいきたいです!!

 

最後に、ふくすけくん作「ピースボート」。P1060210af(渡邉麻弥)

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