CASAクラス お仕事編:言語・数[すう]
こんにちは!CASA(*)クラスの清水美香です。
(*Casa dei Bambini = 「子どもの家」のイタリア語。3歳〜6歳の子どもたちが過ごします)
前回に引き続き、CASAの子どもたちが毎日やっている活動(お仕事)の紹介をしていきます。
この男の子は、文字カードを並べて単語を作っています。書くことは難しいけれど読むことはできる時期の子どもたちが、自分でカードを選んで文字を並べることで、実際には書けなくても自分で単語を作ることができます。
また、クラスには手作りポストがあり、友達や家族に手紙を書く活動がとても流行っています。
ベトナム語が話せる1年生の女の子は、ひらがなでベトナム語の発音と日本語での意味を書き、ベトナム語図鑑を作ったりもしています。そして作った図鑑を元に、船内でベトナム語講座もひらいています!
これらの活動は、「言語」と呼ばれるもので、文字の読み書きやその前段階の経験となる大切な活動です。
また、この3歳の女の子がしているのは、「数の棒」と呼ばれるもので、赤と青の部分を手で触って数える活動です。繰り返し行うことで、1~10までの数詞と順序を理解していきます。
6歳の男の子がしているのは、「たしざんのへびあそび」という活動です。具体物となるビーズを使って、実際に数を一つずつ数えながら足し算をしていきます。
これらは「数(すう)」と呼ばれる活動です。具体物を使って実際に確かめながら数を数えていくことで、数量や加減乗除の概念をつくる助けとなります。
今回紹介した活動はほんの一例で、CASAクラスにはまだまだたくさんの子どもたちの姿があります。またどんどん紹介していきますね!
(清水美香)