靴洗いが流行っています!
自分でやってもいい環境さえあれば、大人がするように『自分で』何でもやってみたいもの!
ピースボート子どもの家には、『日常生活の練習』ができる子どもサイズの道具を用意しています。
その中でも、最近人気なのは【靴を洗う】仕事(*)です。(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ保育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します)
上靴に絵の具が付いたときは、もちろん、寄港地の翌日にはたくさん歩いた靴を、子どもたち自身で洗っています!
靴洗い専用のエプロンをつけ…
道具を準備します。
小さな子どもの手でも扱いやすいよう、小さなブラシを用意しています^^
1つ目の洗い桶で、石鹸を使ってゴシゴシと洗い、靴をアワアワに!
2つ目の桶で、しっかりとすすぎます。
布巾で包み拭きをして、水気を取り…
日の光が差し込む窓辺で乾かします^^
自分でゴシゴシと汚れを取ったので、白くなった上靴を見て、なんとも嬉しそうな表情です♪
使った道具の片付けだって、子どもたち自身で行います。
次に【靴を洗う】お仕事をする人が、道具を気持ちよく使えるよう、次の人のための準備にもなります!
床が濡れていれば、子どもサイズのモップが大活躍^^
マットが濡れていたら、洗濯物干しで乾かします。
次の登園日に、洗った靴が乾いているかチェックするのも、子どもたちにとってとても嬉しいお仕事の1つです♪
靴洗いの経験がある子は、ちょっぴり濡れただけで「くつ あらう!」と、言うことがあります。
ピースボート子どもの家では【何度でも繰り返し活動する自由】があります。
前日洗ったばかりの上靴でも、『日常生活の練習』をしているわけですから、何度でも靴洗いをする自由を尊重しています^^
私たち大人は、効率よく片付けることを目的に仕事をしていますが、この時期の子どもたちは自分の手を使って、繰り返し練習を続けています!
(冨永和美)