寄港地インタビューとピカピカになった靴♪
5日間の連続寄港地(バルセロナ・マルセイユ・モナコ・チビタベッキア) が終わり、本日は約1週間ぶりの登園日でした。
久しぶりの登園で、お友だちに会うと…
「ちかちゃん と あやのちゃん と いっしょ に つあー いった ね!」と、そうちゃん。
「さくらだふぁみりあ で すてんどぐらす みた よ!」と、えいとくん。
有名な建築物や特徴的な食べ物が載った本を見ながら、寄港地での出来事を話しています^^
子どもたちはツアーに参加したり、自由に散策し、寄港地の街歩きを楽しんだようです。
たくさん歩きちょっぴり疲れた表情で船に帰ったり、途中で雨が降って靴が泥だらけになったり…様々な体験をしたそう!
この日、雨で濡れ汚れた靴を持って登園した、あやのちゃんは「靴を洗う」お仕事(*)をしました。(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ保育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します)
ピッチャーに汲んだ水を容器に入れ、ブラシに石けんを付けて靴をゴシゴシこすります!
水に浸けてギュッと押さえると容器の水が濁り、なんとも嬉しそう♪
あっという間に、靴がピカピカになりました^^
寄港地の明けの登園日に、寄港地での出来事をお友だちの前で発表する場を設けています。
「寄港地では、どんなことをしてきましたか?」
「みんなに伝えたいことがある人は、手を挙げてください!」
「なに を はなそう かな…」と、考えながら、話したい人は手を挙げます。
マイクを持って、みんなの前に立つと、なんとも言えない表情を見せる子どもたち♪
嬉しいやら、恥ずかしいやら…といった様子でしょうか?!
まずは、えいとくん(4歳)が発表します。
「(写真を指差しながら)ここ (マルセイユ)は、 あるき ました!」
「サクラダファミリア いって なか に はいった ら ステンドグラス が いっぱい あって、 ぴかぴか って ひかって いて なか には、 いきもの の かざり が いっぱい あった」
「2かい には いかなかった」
「とれゔぃ の いずみ で こいん を 1つ なげ ました!」
あやのちゃん(3歳)もチャレンジ!
「ころっせお いった!」
そうたろうくん(4歳)も…
「さくらだふぁみりあ いって くれーんしゃ が 2だい いて…」
「あめ も ふって きた!」
あんちゃん(6歳)も…
「さくらだふぁみりあ の ちかく で しゃしん を とり ました!」
「とれゔぃ の いずみ で こいん を 1まい なげ ました」
次々に手を挙げ発表し、最後の発表者は、ちかちゃん(6歳)です。
「もなこ の すいーつ は すごく おいしかった です^^」
「さくらだふぁみりあ には すてんどぐらす が あって、 きれい だった」
「しんじつのくち に て を いれる と、 うそ を ついて いる と て が ぬけなくて、 ほんとう だったら だいじょうぶ! と おしえて もらい ました」
連続で4か国を訪れましたが、子どもたちは印象深かった出来事を、しっかりと覚えていました^^
お友だちの前で話すことを、この2ヶ月間繰り返し経験したので、人前で話すことに慣れ、伝えることが上達してきました。
また、“自分が話したら、次はお友だちの話を聞く番”と、話し手・聞き手の役割や、ルールを知るきっかけになります。
102回クルーズは3分の2が終わり、ヨーロッパを抜けると、ピラミッドが楽しみなポートサイド(エジプト)やアジアの国々など、訪れる寄港地は6か所になりました!
残りの船旅で子どもたちに、どんな思い出が刻まれていくのでしょうか?!楽しみです^^
(川上つかさ)