ピカピカに♪靴を洗うお仕事
先日のブログで「タンクの水入れ」をご紹介しましたが、今回も子どもたちがしているお仕事(*)、【靴を洗う】についてご紹介します。(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ教育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します。)
この【靴を洗う】は、「日常生活の練習」の1つ。
普段、お母さんやお父さんがしていることを真似したい、お手伝いしたい子どもたちにとって大人気のお仕事です。
私たちが気をつけていることは、子どもたちが自分で扱いやすいサイズの道具を用意することです。そうすることで、自分で靴をピカピカになるまで洗うことができます!
ピッチャーに汲んだ水を容器に入れ、石けんが付けたブラシで靴をゴシゴシこすります!
お水に浸けてギュッと押さえると、水が濁ります。
「わあ、汚―い!」「茶色になった!」と、大喜び!
足で踏ん張りながら、ゴシゴシに力が入ります!
すすぎ洗いをして、濁った水を流したら、容器についた水をスポンジで拭き取ります。
後片付けが、次に使う人の準備になるわけです。
洗い終わった靴は、玄関へ干しに行きます♪
お迎えに来てくれたお母さんに「自分で洗ったよ!」と、得意気に話す姿が、微笑ましいです♪
洗ってからしばらくは「自分で洗った!」と、履いている靴を見せながら船内を歩いているようです!
子どもたちは水を使うお仕事が大好きです。
ゴシゴシ洗う没頭できる時間が、自分自身を満たし、ピカピカになった結果が自信につながります♪
(木村衣里)