俳句のお仕事(CASAクラス)
こんにちは。
CASAクラス(*)担任の薦田愛です。
(*Casa dei Bambini = 「子どもの家」のイタリア語。3歳〜6歳の子どもたちが過ごしています)
最近のCASAクラスでは「言語」のお仕事が盛り上がっています!
その中でも特に印象的だったのが“俳句”です。
6歳になったばかりの女の子は、この日俳句作りの活動に初挑戦。
5個の音の言葉と、7個の音の言葉、5個の音の言葉を組み合わせて作ることを
紹介すると…色々と試行錯誤しながらできた作品がこちら。
「うんどうかい まけてしまった おとなたち」
先日行われた洋上運動会で、子ども達VS保育士で綱引きをしたのですが
保育士チームが見事に負けてしまったのです。
その時の事を表現してくれました!
子ども目線でおもしろいですね。
次の作品はこちら。
「おかあさん はやくあいたい だっこして」
実はこの女の子はおばあちゃんと一緒に2人で乗船しているのです。
普段はとてもしっかりしていて、泣いた顔を保育士も見たことがなかったのですが、
実はこんな気持ちだったんだね…とほろっときてしまいました。
と同時に、自分の気持ちや感情を表現できて嬉しくもあります。
「俳句」や「詩」は子ども達の素直な感情を会話以外で表現できる貴重な手段の一つでもあり、
私たちが子どもの内面に触れられる機会ですね。
今後のこんな風に子ども達が自分の思いや感じたことを表現できるお手伝いをしていきたいと思います!
またご紹介したいと思いますので、楽しみにしていてくださいね~。
(薦田愛)