食器洗い【家庭でできるモンテッソーリ】
こんにちは!
細々とはじめた【 #おうちでできるモンテッソーリ 】シリーズ、本日は『食器洗い』について書いてみようと思います^^
私たちが、とても大切にしていることの1つに「環境づくり」があります。
モンテッソーリ教育では、子どもが過ごしやすい環境づくりを「整えられた環境」と呼んでいます。
「整えられた環境」とは?
観察に基づき、お子さんの成長に必要なもの全てが揃っている環境のことです。
子どもの年齢や発達段階・またご家庭や保育園などによって環境の調整が必要で、家具や道具などの物的環境と、親御さんや保育士などの人的環境があります。
ピースボート子どもの家の『食器洗い』は、こんな配置をしています。
ご家庭のキッチンでは、こんな風に置き換えてみるのは、いかがでしょうか?
お子さんの年齢によっては、たくさんの洗剤をつけたくなることがあります。そんな時は…
少し面倒ですが、約1回分の洗剤を小さな容器に入れると、つけ過ぎるのを防ぐことができます。
食卓から食器を運ぶのが心配な場合は…
小さなトレイに1つずつ運ぶようにすると、食器を丁寧に扱う癖がつくかもしれません。
子どもの手の大きさに合わせ、市販のスポンジを半分か1/3にカットすると、ちょうど良さそうです。
気持ちにメリハリをつけるため、食器洗いの時間にエプロンを付けることも有効!
シンクまわりがビショビショに濡れたら、雑巾やモップで一緒に後片付けをすることも大切です^^
食器を拭く必要があるときは、キッチンではない場所で座って拭くと、落下して割れるのを防ぐことができます。
また、2歳など年齢の低いお子さんが、食器を拭くことにチャレンジする場合…
布巾に円の刺繍をするなどして、お皿やコップを置く場所を明確にすると、拭くことのガイドになりそうです。
家庭でお子さんが食器洗いがしやすい、整った環境を準備するのは少々面倒ではありますが、「できた!」の体験を重ねると、自信がつき精神的な自立につながります^^
また、家族という自分が所属するコミュニティで、自分自身が「役立っている」と感じられることは嬉しいことです!
本日ご紹介した方法の全てを、ご家庭で取り入れなくても良さそうです^^
親御さんがストレスに感じるようだったら、人的環境が整わなくなってしまいます。
親子で楽しい【おうちでできるモンテッソーリ】になるよう、できる範囲でご家庭へ取り入れる参考にしていただけると嬉しいです♪
(ピースボート子どもの家:佐藤愛)