子ども会議〜卒園式準備編〜

オーシャンドリーム号は、インド洋を航海し、次の寄港地のプーケット(タイ)を目指し、順調に進んでいます。

第102回クルーズは、残すところ3週間となりました。
子どもの家での、保育の時間も、あと数日ということになります!

ある日、和美先生から年長のあんちゃん(6歳)、ちかちゃん(6歳)に、提案がありました。

「もうすぐ、102回クルーズが終わって日本に帰るから、子どもの家の“卒園式”をしてみない?」

保育園や幼稚園で『卒園式』に出席したことはあるけれど、自分たちの卒園式は経験がありません。

「今まで子どもの家でやってきたように、自分たちで決めて、やったらいいんだよ^^」

声をかけられ、自分たちでアイデアを出し合って、やってみることになりました!

あんちゃん、ちかちゃんが議長になり、子ども会議を行います。

「もうすぐ 102かい くるーず が おわる ので…」
「こどものいえ の そつえんしき を しよう と おもいます。」
「どう です か?」

みんなの反応は…
「いい です よ~!」

まずは、タイトルを考えます。
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議長のもとには、子どもたちから様々な案が集まりました!

『こどものいえ さようなら かい』
『こどものいえ ばいばい』
『こどものいえ ばいばい かい』
などなど

いくつか候補が上がり、多数決で決めることになりました。

1番多かったのは…
『こどものいえ さようなら かい』

翌日は、招待する方を考えるために、子ども会議を開きます…
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誰にお世話になったかな…?
誰が、子どもの家に来てくれたかな…?と、子どもたち自身で考えました。

「GET の せんせい!」
「エジプト の こと を おしえて くれた ひと!」
「かずまさん」
「あきさん と あーりーさん!」

次々と子どもたちから、お世話になった方の名前が出てきます。

次はプログラムを、みんなで話し合います。

・うた
・てあそび
・リズムあそび
・すき な おしごと
・ちきゅういっしゅう して かんじた こと
・こどもたち から おせわ に なった ひと へ ぷれぜんと

あんちゃん、ちかちゃんでプログラムを決め…
併せて司会は誰か?、お世話になった方へのプレゼントを渡すのは誰か?など、役割を考えて、みんなに伝えます。
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その次の子ども会議では、歌・手遊びと、リズム遊びの内容を話し合います。

「うた は、 なに が いい ですか?」

「ありがとう の はな!」
「にじ の むこう に!」

歌いたい曲名が、次々に出て、あっという間に決まりました!

「りずむ あそび は、 なに が いい です か?」

「ひょっこり ひょうたん じま!」
「こんちゅう たいきょくけん!」
「ちから あわせて」

リズム遊びの話し合いは、ちょっぴり意見が分かれましたが、得意の多数決で決めることになりました!

やりたい曲に手を挙げて…
『ちから あわせて』を披露することになりました!

「てあそび は なに が いい です か?」

「やまごや いっけん」
「ぐー・ちょき・ぱー」
「ひとつ ふたつ みっつー やさい だ〜♪ は どう?」

手遊びも、なかなか決まりませんでしたが、話し合いで2曲まで絞りました!
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みんなで、お世話になった方への招待状を作成します。

字を書きたい子が、招待状の内容を書き…
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色塗りも、やるたい子で手分けして塗ります。
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できあがった招待状は、直接子どもたちから、招待状を渡します♪
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卒園式当日に、お世話になった方へ【ありがとうカード】を渡すアイデアが出たため、準備を始めました!

あんちゃんが書いた『ありがとうPEACEBOAT』に色を塗り、ちかちゃんが描いた絵をスタンプにして作ります。
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卒園式の前々日、子どもの家でリハーサルを行ってみることになりました!
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みんな前に並んで立つ場面の確認や…
リズム体操の時にはステージから降りて踊ること、お世話になった方へのプレゼントは、両手で渡そう!など…プログラムの流れを確認します。
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子どもたち自身で考えた、ドキドキでむえる手作りの卒園式です!
さて、どんな会になるのでしょうか?!
(川上つかさ)

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