モンテッソーリ教具を体験~感覚の洗練日~

5月5日、こどもの日、「子どもの家」は初めての休園日でした。ピースボートには鯉のぼりが飾られ、子どもたちはそれぞれに船内生活を楽しんだようです。
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感覚の洗練日というタイトルで、「子どもの家」で活動に使用している教具(*)を使い、大人も子どもも参加できる講座を行いました。(*:モンテッソーリ保育の現場では使用する道具のことを“教具”と表現します)
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あいり先生から、企画のタイトルにもなっている、感覚について、人間の脳がどう働いているか、手や口がいかに感覚を頼りに生活しているか…など、そしてモンテッソーリ教育で使われている感覚教具が、どんな役割をしているか、のお話がありました。
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ピースボート子どもの家で、子どもたちがどのように過ごしているのか、企画の2日前に撮影していた映像を数分流し、子どもたちが活動している雰囲気も感じていただけたかと思います♪

講義形式の話を終えると、まずはピンクタワーの紹介をしました。
【ピンクタワー】とは、ピンク色に塗られている10個の木製の立方体です。10個の立体の1辺は1cmから10cmまで1cmずつ変化していて、縦・横・高さの3つが変化する3次元の教具です。この10個の立体を積み上げて塔を作ります。
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この道具は、目で見て、持って、3次元の大きさの変化をとらえ、大きい、小さいといった数値以前の量の経験をすることを目的としています。

普段子どもたちは大きさを確認しながらタワーを完成させていきますが、今回は大人の方に体験をしていただくために、10名の方に協力を依頼し、円になって座っていただきます。そして両手を後ろにしてもらい、1つずつ立方体を手に乗せていきます。

まずは「“9センチの立方体を持っている”と思う方、前に出してください」の声かけがありましたが、難しい様子で、自信や確信を持てないようでなかなか出てきません・・・。
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そこで愛さんが「“失敗はお友だち”だと私たちは普段から子どもたちに伝えているので、みなさんも失敗を恐れずに出してみましょう!」と声をかけます。

そう言われると「もしかしたら、これかな?」と出してみる方が出てきて、「あー違った!」「あ、じゃあこれかな?」と、手の感触をしっかりと確かめ並べていきます。
すべての立方体が積まれ、完成すると会場からは自然と拍手がわきます☆
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参加していただいた、たくさんのお客さんに興味のある教具に触れていただきました。
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子どもたちは、自分の知っている道具にうずうず!
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「これは音が鳴るんだよ」、「これやったことあるよ!」など、保護者に伝える子もいれば、先生役を代わりにやってくれる子もいました。
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「意外と難しい」と苦戦する方や、使い方が分かると「なるほど!」と関心される方など、反応は様々でした。
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最後にスウェーデンの協力ゲーム、サムスペールを紹介します。

大人10人でチャレンジしたのですが、思っていたより難しかった様子、目標のペグが持ち上がった時には、見ている方々から「おーー!!!」と、歓声と拍手がありました。
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参加者の方から感想を伺うと、「普段こんなに感覚を意識していないし、全く使っていないんだと改めて実感しました。」「良い経験をさせてもらえて良かった」との声をいただけました☆

普段なかなか触れることのない、モンテッソーリの教具に興味を持って参加をしてくださったのは、子どもの家に通っている子どもたちや保護者の皆さんだけではなく、年代も国籍も性別も異なる多様な方々でした♪

今回の企画で、より興味を持っていただけたようなので、今後も子どもの家パートナーとして関わりを持ってもらえる場を作っていきたいと思っています!!
(北村すずらん)

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