第102回クルーズレポートで紹介されました♪
ピースボート公式ウェブサイト[クルーズレポート] に、子どもの家が紹介されました!
こちらのブログでもお知らせいたします。
今回はピースボート子どもの家に訪問させていただきました。「平和は子どもから始まる」をテーマに、モンテッソーリ教育を行う洋上保育園です。
普段は一人ひとり個別に活動している子どもたちですが、この日は調べ物をすると聞き、取材をしてみました。
まずは、先生のウクレレ演奏に合わせて、『幸せなら手をたたこう』をみんなで歌いました!
お気に入りの楽器を持ち寄って、歌の合間に楽器を鳴らして楽しく合奏します。
そして、エジプトへ寄港したとき、大きな布を頭に巻いている女性が多く見られました。
その布は「チャドル」といいイスラム教の女性が髪の毛を隠すために身にまとっています。
ではイスラム教について国語辞典で調べてみましょう!
子どもたちは「アッラー」や「コーラン」、「ムハンマド」など初めて聞いた言葉や、日本とは全く違う文化に興味深々。
イスラム教の方たちがモスクでお祈りをしている瞬間や、どのような格好で、どのような生活を送っているのか写真で調べてみました。
それでは、実際にチャドルを巻いてみます。チャドルにはさまざまな巻き方があり、自分で好きな巻き方を選びます。
チャドルを身にまとった姿を鏡でチェック。綺麗に巻くことができて喜んでいました!とても可愛いですね。
男の子はさっきとは違った巻き方でチャドルを身につけ、楽しんで異文化とふれあいました。
このようにピースボート子どもの家では、寄港地で出会った文化を実際に体験し子どもたちの興味を耕しています。
寄港地での発見や感想を共有している場面がとても印象的で、子どもたちひとりひとりが疑問に思ったことを素直に質問しており、彼らの好奇心の高さに驚きました。
差別心や固定概念のない幼い子どもが早い時期から本物の世界でさまざまな“ちがい”に出会い、心から感動できる体験を重ねることは、豊かな感受性を持った人格を形成することにつながることでしょう。
(文:佐藤広副)