102回クルーズ、横浜港を出航しました!
昨日の神戸出航に続き、今日は、6組9名の子どもたちが横浜港から乗船しました!
お天気に恵まれ、絶好の出航日和になりました。
舷門では、専属バンドによる生演奏と、船の妖精しっぷりんがお出迎え!
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に地球一周する、ちかちゃん(6歳)と、ももかちゃん(3歳)は、初めて見る大きな船、そしてたくさんの人たちに、少し緊張しながら舷門を通過します!
出航セレモニーの始まりには、オーシャンドリーム号デッキにて、小倉祇園太鼓の披露!
大さん橋送迎デッキからは、101回クルーズのよさこいチーム“ほにや丸”による、盛大なパフォーマンスが行われました。
「パパ、あそこに いる よ!」
高子さんに一生懸命お話をする、あやのちゃん(3歳)^^
あやのちゃんはお母さんと一緒に、お見送りに来てくれたお父さんへ「いってきま~す!」と、マイクを通して伝えました。
いよいよ出航の時!
「いってきまーーーす!」
「いってらっしゃーーーーい!!」
お見送りの方へ何度も何度も手を振りました。
じーっとお見送りの方々を見つめていた、えいとくん(4歳)。
どんどん船がターミナルから離れる様子を見つめながら、涙をぬぐう姿がありました。
“地球一周に出かけるということは、日本を離れるってことなんだ”と実感したようで、涙がポロポロ止まらなくなり、お父さんや仲良しのお友だちのことを考えていたのでしょうか。。。
そんな、えいとくんの姿を見て、お母さんは「そんな風に感じることができるなんて」と、えいとくんの心の成長を感じたようです。
「これから楽しいことがいっぱい待ってるよ!」と、声をかけられ少し表情が緩んだように感じました^^
美しい夜景のなか、102回クルーズは横浜を出航します!
ピースボート子どもの家のアドバイザーであり、水先案内人でもある深津高子さんも乗船されたので、夜にはレストランのクルーへ子どもたちにどう関わるか、どのように手伝いをするか、レクチャーしていただきました。
公共スペースであるレストランでは、幼い頃からその公共マナーを伝えていきたいこと、子どもの自立を目指していることを話していただきました。
どうしてもできなくて手伝う必要がある時は、「手伝いましょうか?」と聞くこと。
もし、子どもたちが食べながら歩いていたら、「座って食べましょう」と言葉をかけること。
クルーたちは、その日本語を覚えようと手にメモをし、何度も練習をしてくれました!
子どもたちに関わりたい気持ちがよく伝わってきます。
これから始まる船旅で、約100日間の食事のサービスをしてくれる彼ら。
この船で、大人が手伝い過ぎない大切さ、モンテッソーリ教育の理念や子どもの発達を考える、大事なレクチャーとなりました。
(川上つかさ/冨永和美)