手作りのふりかけ^^

ピースボートは、コロンブスの弟がつくったと言われる街、サントドミンゴ(ドミニカ共和国)を出港し、ニューヨークへ向けて大西洋を北上しています!

日本では秋の気配が感じられるようですが、ここカリブ海の気温は34度!プールに入ると気持ち良い、真夏の陽気です♪

子どもの家では、子どもたちのこんな声が聞こえてきます!
「3じ30ふん に プール で ごうりゅう ね^^」
「いっしょ に はいろう♪」
「わたし は おかあさん に きいて みる!」

子どもの家の降園時間は3時半。プールに行くのが待ちきれない様子で、お迎え後すぐに水着に着替えに行きました!

今日は、子どもたちが手作りしている『ふりかけ』の様子をレポートします^^
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子どもの家で用意している、ふりかけの具材は、ごま・煮干・小エビ・わかめ・鰹節です。

日本を出航してから徐々に種類を増やしていったため、最近『わかめ』のセットが棚に並び、全てが揃いました^^
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登園初日から全て揃った状態だと、選択肢が多く“選ぶ”ということが大変になってしまいます。
すでに棚に出ているお仕事(*)に、子どもたちが慣れたころ、新しいものを用意するよう心がけています。(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ保育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します)

この仕組みに気づいた様子の子から…
「この へや は ちょっとずつ むずかしい の が でて くる ん だね~」

「きょう は えび が ふえた!」
「つぎ は なに かな~?」

次に用意される活動の期待が高まっている様子です♪

味の調整も子どもたち自身が行うので…
「きょう の ふりかけ しょっぱい ね~」

こんな日もあれば…
「きょう の は あじ が ない ね~」
…という日もあります!

彼は小さなスプーンを使って、塩加減を慎重に調整してしています^^
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ごま・煮干・小エビ・わかめ・鰹節、それぞれ材料を細かくし、混ぜて塩を入れ、ランチへ持っていきます。
レストランへふりかけを運ぶのも、子どもたちの仕事です!

手作りのふりかけ専用バックに入れ、持っていきます。
このバックは、99回クルーズのお友だちが手作りしたものを、今でも大切に使用しています^^
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レストランに運んでくれた人から、ふりかけをスプーン1杯かけることができます。
「ふりかけ いま どこ に ある の~!?」

子どもたちは、自分の番がまわってくるのを、楽しみに待っています。

「つぎ の かた どうぞ^^」
「ありがとう!」

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ふりかけが来たら、みんなが食べられるようにスプーン1杯をかけて、次の方に渡します。

食事が終わった後、容器の洗浄をクルーのロハンさんへお願いします。
「Wash please!」
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洗い終わった容器をバックに入れ、子どもの家まで責任持って運び、元あった場所に戻します。

準備から元通りに戻すところまで、子どもたち自身でできるよう、道具のサイズや配置を工夫し、モンテッソーリの環境作りをしていいます。

子どもたちにとって『自分でできた!』が増え、自信につながることを願っています^^

明日のふりかけはどんな味になるでしょうか♪楽しみです!
(冨永和美)

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