「慣らし保育」が始まりました!
ピースボートはハワイ・ホノルルへ向けて、太平洋を東へ東へと順調に航海しています!
4日の夜、初めての時差調整があり寝る前に時計を1時間進め、東周りの船で生活している私たちは、1日23時間になりました。
いつもと同じ時間に寝ると、1時間早く起きなければならない計算になります。
4日は、初めての保育日!4歳・5歳・6歳が登園し、定刻の9時より元気にやってきました!
いよいよ、保護者の皆さんと離れて過ごす時間が始まります!
初めて登園する子どもたちは、ドアのところで「いってきます!!」と挨拶し、靴箱やロッカーに貼られている自分の名前を探しながら、朝の支度をします。
出席シールを貼り、名札をつけて、何だかドキドキした表情で保育室に入ってきます^^
「これ やって みたい!」とすぐに活動を選ぶ子もいれば、保育室の中をじっくり見まわして、棚の中を見たり、ちょっと触ってみたり、確かめながら探す子もいれば、絵本を読みながら、お友だちの活動を遠くから観察している子もいます。
ほとんどの子が、初めてモンテッソーリの環境でお仕事(*)をします。
(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ保育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します)
初めて見るものばかりで、お友だちがしている活動に興味深々で…
「これ な~に??」と、触りたくなります。
「お友だちのしていることが見たいときは『みて も いい ですか ?』って聞くのよ」と伝えます。
すると…
「みて も いい です か?」
子どもたちはすぐにお友だちに尋ね、じっくりと観察しています。
保育初日の終わりには、お部屋のルールが少しづつ実践できるようになっています!
①お友だちのしていることが見たいときは「みて も いい です か?」と聞くこと
②自分が使った道具は、もとあった場所に片付けること
③お部屋は歩くこと
④使った椅子を机の中に入れること
保育2日目、4歳・5歳・6歳の子どもたちは、前日に行った活動を一目散に始めたり、お友だちがしていたことにチャレンジしてみたり、早速自分で活動を選択している様子が見られます^^
初めて登園した3歳児は、全く泣くことなく、保護者の方とお別れし、保育室に入ることができました!
お兄さん、お姉さんがしている活動を見たり…
「せんせい、 これ やり た~い!」と、新しい活動にチャレンジしたり…
たくさんお仕事をして、おやつを食べて1日笑顔で過ごしました。
住んでいる地域も年齢も違う、8人の子どもたち。
この102回クルーズで、たくさんの本物に出会い、様々な経験をし、それぞれが化学反応しながら成長していくことでしょう!とても楽しみです^^
(冨永和美)