皆既日食を観測しました!
ピースボートはパペーテ(タヒチ)に向けて太平洋を西へ航行しています!
今日は1日すぐれないお天気で、船は少々揺れていますが、子どもたちは今日も元気に登園しています。
登園するなり、昨日の皆既日食の話をたくさん教えてくれました。
今回は皆既日食の様子をレポートします!
皆既日食を控え、水先案内人の小関さんが子どもたち・保護者の方に向けて日食の話をしてくださいました。
『太陽はものすごく大きくて、月は小さいけれど、地球からの距離が違うから、地球から見ると同じくらいの大きさに見える』という話を、子どもたちは真剣に聞いていました。
太陽を直接見ると日食網膜症になるので、必ず日食メガネをかけること、皆既日食中のみメガネを取って見て大丈夫なことを、教えていただきました。
日食当日は、子どもたちは保護者の方と一緒に日食メガネを持ってデッキにスタンバイします!
日食メガネで太陽を見て…
「みえた よ! きいろい たいよう が みえた よ!!」
「まだ でない ね~」と、りょうくんが言うと…
「でない ん じゃなくて、 なるん だよ」と、りょうくんじぃじが話します。
船時間7月2日、朝9時過ぎに部分日食が始まりました。
太陽に月が重なりはじめ、太陽がかけて見えるようになってくると…
「おせんべい たべられちゃった みたい だね!」
子どもならではの、見え方レポートを聞くことができました♪
皆既日食には約1時間半あったので、子どもたちはピクニックをしたり、観察日記をつけたり、前日に子どもの家で作ったピンホールを使って影を見たりして、世紀の瞬間を待ちます。
10時過ぎ、いよいよ皆既日食の瞬間が近づきます!!
あたりが暗くなってくると…
「かいき に なって きた!」
「くらく なって きちゃった!」
変化に気づく子どもたち。
それまではっきりと見えていた太陽が、約10分前に雲が流れてきて隠れてしまいます!
【10時34分】皆既日食が始まりました。
雲の隙間から、コロナを観測することができました!
その瞬間を目撃していた子どもたちは、
「たいよう なく なった ね~」
「あっ! もどって きた!!」
太陽と月の様子を観察したり…
暗くなった皆既中に見ることができる金星を応援してみたり…
「きんせい がんばれ! きんせい がんばれ!」
2歳のまーちゃんは、こんな感想を聞かせてくれました。
「(月が太陽に)はいった ね~!」
皆既日食が終わって、太陽の明かりが戻ると、“宇宙博士”はるくんは…
「ころな が いちばん きれい だった!」
「ころな は 100まん ど だから いったら とけちゃう よ~」
「ぷろみねんす は みえなかったね!」
皆既日食のしおりで見えた星座を確認し、そこに出てきた星座の名前を【宇宙の仕組み】の本でも確認します。
「これ と これ は いっしょ だね~!」
一生に一度見られるか、見られないかと言われる皆既日食!
その世紀の瞬間を洋上からじっくりと観察した子どもたち。
子どもたちに感想をインタビューし、ブログできたら嬉しいな…と思います^^
(冨永和美)