モンテッソーリと著名人
「ピースボート子どもの家」は、地球一周する船の上にあるモンテッソーリ保育園です。3ヶ月の船旅のうち、洋上はほぼ毎日、子どもたちはモンテッソーリの保育園で過ごします。
今日は、そんなモンテッソーリ教育についての「へえ〜」をひとつ、ちょっとミーハーな切り口からご紹介します。
100年以上前にイタリアのスラムではじまったモンテッソーリ教育は、今なお世界中に広がり続けています。他者を思いやり、自立した個として生きるための教育として、また、世界で活躍するたくさんの著名人、文化人を育てた教育として、メディアにも頻繁に登場するようになりました。
たとえば、こんな方々がモンテッソーリ教育で育ちました。
・amazon 創業者 ジェフ・ベゾス
・映画俳優のジョージ・クルーニー、
・英国王室 ウィリアム王子、ヘンリー王子(ダイアナ妃はモンテッソーリ教師だったそうです!)
・「アンネの日記」のアンネ・フランク
・世界的チェロリスト ヨーヨー・マ
・米国大統領 バラク・オバマ
あとは、Googleの創始者ラリー・ページとセルゲイ・ブリン。
彼らが数年前に応じたABCテレビのインタビューで、モンテッソーリ人気に拍車がかかったように思います。
インタビュアーに
「ご両親は大学教授ですが、親のキャリアから学んだことが成功の理由でしょうか?」
と聞かれると、ブリンは
「それはないですね。両親は僕らのことをサポートしてくれましたが、なにより、モンテッソーリ教育を受けた影響が大きかったです。」
と答えました。
また、ページは、モンテッソーリスクールでの時間が
「決められたルールや学校秩序にとらわれず、世界で今起きていることが何かを追求し、人と違う面白いことをしてみようかな、と自ら意志を持って考えるトレーニングとなりました」
と話しています。
最近では英国の王子のモンテッソーリ保育園入学が報じられていましたね。以下、「エル・オンライン」が、わが子にモンテッソーリスクールを選んだ最近のセレブたちの様子を記事にしていたので、紹介します。
◎子どもにモンテッソーリ教育を受けさせたセレブたち
http://www.elle.co.jp/maman/celeb/peaches16_0128/1
モンテッソーリ幼稚園では「自分でできるようにてつだって」、小学校では「自分で考えられるように手伝って」が合い言葉です。
大人はつい先回りして答えを教えてしまいがちですが、子どもの「自分でできた!!」に寄り添う力、身につけていきたいものですね。