おすすめの映画:「いただきます」

イメージ
「知育、体育、徳育の前に、食育がある」
そんな理念で、福岡にある高取保育園が取り組んできた、完全オーガニックの和食給食。それを食べて暮らす子どもたちの生き生きとした様子に、また「ちゃんと食べる」ことを通して親まで育つ園の様子に、全国から視察が後をたちません。
毎月100キロを消費する味噌を年長さんたちが日常的に作っていて、年度末には、年長さんから年中さんへの「味噌作り伝授式」がある。味噌作りが年に一度のイベントではなく、子どもたちの「日常」であることに、感激します。
モンテッソーリ教育の環境にも必ず、「日常生活の練習」があります。
どんなすごい先生に、どんなすごいことを教わるよりも、
自分の文化にある暮らしを自分でできるようになる喜びが、
子どもの心を育みます。
食べる、ということにしっかり向き合うと、世界が見えますね。
子どもの育ちにしっかり寄り添うと、未来が見えますね。
ちゃんと食べて、子どもと一緒に生きていたら、
私の人生、それで大丈夫。
園長先生が最後におっしゃった言葉も、
ピースボート子どもの家がテーマにしている
「平和は子どもからはじまる」に通じていました。
ああ、今朝もお味噌汁を作ろう。
子どもと一緒に、手を動かそう。
染み入るようにそう思う、いい映画でした。
超!おすすめです。
ぜひ、各地で自主上映会の輪が広がりますように。
http://www.itadakimasu-miso.jp/takatori.html
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る