首都カラカスのモンテッソーリスクールの子どもたちと交流!
2013年6月12日ベネズエラ寄港
長い大西洋の航海を経て、久しぶりに訪れた国はベネズエラ。
地球一周の船旅も後半になりました。いよいよ南米、ラテンアメリカです。
今回訪問したのは40年近く続く「マリア・モンテッソーリ・アクティブ教育センター・カラカス」
2歳から小学校6年生まで約200人の子どもたちが通っています。
午前中は、モンテッソーリの活動をしている3歳~6歳までの子どもたちのクラスにお邪魔しました。
最初、子どもたちは緊張してしまい、お母さんのそばをなかなか離れようとしません。
でも、しばらくすると誰かが「おんなじお仕事がある~」と言い、教具を手に取りはじめました。
こちらの学校の先生も子どもたちの興味のありそうなものを「使っていいよ」とテーブルに出してくれたり、使い方を教えてくれたりしました。
モンテッソーリの教材は言葉が通じなくても大丈夫。
使い方を丁寧に見せるだけで子どもたちは理解することができます。
市川りんたろうくんは現地のお友達が熱中していた「葉を拭く」仕事に挑戦。
きれいになるかなぁ…と、綿棒に水を付けて葉の汚れを落としていきます。
一方、ゆうきくん、渕田りんたろうくんはベネズエラのお友達に交じって一緒に活動しました。
こちらも言葉はなくてもなんとなく現地のお友達と息が合っています。
ゆめちゃんはトングのお仕事を見つけました。
うまく入るかな?ボールをトングにはさんで入れものに入れていきます。
姉のせいかちゃんは地図のパズルを発見。スリランカのピースを手に取っています。
スリランカに行ったのがずいぶん前に感じるね。
写真を撮っていると人懐こい子どもたちが私の手を引いて地図のコーナーに連れていきました。
そして日本のパズルピースを取り出し、「ハポン、ハポン!(ニッポン、ニッポン!)」と嬉しそうに連発。
私たちには見慣れたアジアの地図ですがベネズエラの子どもたちにとっては遠い遠い国。
日本からのお客様が珍しくてしょうがない様子。
しみじみと日本の反対側にいることを実感した瞬間でした。
午後からは小学校高学年の子どもたちが私たちを迎えてくれました。
まずはベネズエラの伝統的なダンスを披露してくれました。
後日、このダンスが印象的だったせいかちゃんは帰ってからスカートを振り回していたそうです。
その後は子どもたちと自由に大交流!!
言葉は通じないけれど、大人も子どもも身振り手振りで体当たりの交流となりました。
れん君のお母さん、ひろえさんは習字ブースを担当。
子どもたちの名前を聞き、ひらがなや漢字で名前を書いてあげると目を丸くして驚くベネズエラの子どもたち。
ひろえさんは次から次へとやってくる子どもたちに名前を書き続けてくださいました。
その横でにこちゃんはれん君ママの真似をしてお習字
とっても達筆?!な字が書けました!
ひろえさんが習字を書き続けている間、れん君は折り紙ブースでたくましく交流。
ベネズエラのお兄さん、お姉さんに得意なセミの折り紙を折ってプレゼント。
喜んでくれたかな?!
最後は運動会で披露したラーメン体操をベネズエラのお兄さん、お姉さんと一緒に踊りました。
ラーメンの被り物を珍しがってたくさんの子どもたちがかぶりたがり、見よう見まねでリズムに乗って体を動かしてくれました。
子どもの家の子どもたち、特に男の子は張り切って踊りました。
マリア・モンテッソーリ・アクティブセンター・カラカスのみなさん、私たちを暖かく迎えてくれてありがとう!!