お子さんと乗船しているご家族の声&ガラパゴス諸島(エクアドル)寄港地インタビュー!

今回はクリストバル(パナマ)から、ガラパゴス諸島へのオーバーラウンドツアー(寄港地で一時下船して別の港で再合流するツアー)に参加された、幸恵さん(りおちゃんのお母さん)のインタビューをレポートします!
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ガラパゴス諸島は、東太平洋上の赤道下に浮かぶ約20の島々です。ガラパゴス諸島は『ゾウガメの島』という意味で、進化した生物の楽園と言われ、ユニークな生態系を持ち、希少な固有種が生息する場所です。

①ガラパゴス諸島では、何をしましたか?

動物をたくさん見てきました!
ゾウガメだけでなく、カメやイグアナ、アシカや海鳥も見ました。
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進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの動物進化リサーチセンターへ行きました。ゾウガメなど、固有種を外来種から守ることを課題として研究している場所でした。

地元の中高生と一緒に植樹プロジェクトにも参加しました。危機に瀕するガラパゴスの自然をとりもどすため、ガラパゴスの固有種である植物『スカレシア』の苗を植えました。森を作ることで動物、植物を守ることができます。
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②お子さんと一緒に行った『ガラパゴス諸島』は、どうでしたか?

子どもはゾウガメを間近で見るだけでなく、研究所でカメの甲羅を持たせていただいて、重さや大きさを感じることができました。
たくさん話を聞きましたが、子どもでも分かるように説明してくたので、りおも理解していると思います。
ガラパゴス諸島には雨季と乾季があって、陸で生活しているイグアナが乾季にエサを得るには、サボテンの下でじーっと実が落ちてくるのを待っていなければならないことを教えてくれました。
また、ガイドさんが、大人も子どもも楽しめるようなクイズ形式にして、分かりやすく説明してくださいました。
「鳥が人間を恐れているのは、何でだと思う?」
「たくさんのヒナが死んだのは、何でだと思う?」
「オスは踊ったり、色を変えたりして、メスを引き寄せて、一緒になって家族を作るよ!」
「家族が一緒なのは、人間と同じですね!」
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*お子さんと一緒にオーバーラウンドツアーに参加する方は少ないようですが、いかがでしたか?
ガラパゴスツアーは全部で26名と少人数でした。
みなさん親切にして下さり、家族のように接してくれました。スタッフ、乗客の方々に助けられ、楽しむことができました。

③思い出深い寄港地は、どこですか?

ニューヨークです!
子どもと、お友だち家族と、食材を買ってセントラルパークでピクニックしました。
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子どもの家で自由の女神について学んだと聞いていたので、子どもと一緒にリバティー島に渡って、近くからじっくりと見て検証してみました!
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今ままで観光で何度かニューヨークを訪れていますが、子ども視点で巡るニューヨークは新鮮で、こういう旅って素敵!と思えました。

④ピースボートの船旅で、印象に残っていることはありますか?

食事のお世話や、部屋のお掃除をしてくれるクルーや、多様な国籍のスタッフとの交流が日常的に行われる、このピースボートの環境です。多様な人とのコミュニケーションを通して子どもの好奇心や語学への意欲が刺激されたことを期待しています!
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ピアノバーが2人で一緒にリラックスできる場所で、その日にあったことをゆっくり話す場所になっています。日本に居たら、子どもと2人でそのような場所に行くことはないため、2人にとって特別な場所です。
りおがピアノバーで、何回かピアニストのダニーさんと一緒に演奏させてもらいました。
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日本では積極的にピアノを練習したがりませんでしたが、ダニーさんと一緒に弾くことを目標に練習をし、自ら練習をするようになりました。そのような環境に巡り合えたことに感謝しています。

⑤親子で地球一周ができる、ピースボートの利点はどこでしょうか?

親子水入らずの時間が、持てることです。
日本ではお互いが忙しく、正面から向き合うことはありませんでした。子どもの人格や考えていることなど、多くの知らなかったことに気づき、再発見がありました。
お友だちや先生など、新しい出会いがありました。同時に日本に居る友人のありがたさも感じることができました。これからも人と人との交流を大事にしていきたいと思っています。
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⑥お子さんと一緒の乗船で、難しかったこと、大変だったことはありますか?

小学校へ入学する直前に乗船しているので、その点は心配なこともありました。
ピースボートの船旅では、子どもを通しての交流を多く経験でき、自分1人で乗船しているよりも、多くの方々と交流することができました。

⑦モンテッソーリ教育を体験し、感じたことはありますか?

乗船前は、モンテッソーリに関する知識がありませんでした。
りおの言葉を借りれば、「じぶん で すき に して いい ん だよ!」と言っています。
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「これ は なん だろう?」と自分から始まって、終わりも決める。自分で決めて、自分で打ち込める、うちの子に合っていたと思います。

子どもの好奇心が満たされていると、子どもがハッピーでいること、子どもの家を楽しみにしていること、子どもの生活が充実しているのが伝わってきて、親の私も幸せでした。

りおには自立していってほしいと思っているので、良い教育に触れることができ嬉しいです。
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快く、インタビューを引き受けてくださった、幸恵さん!どうもありがとうございました!

ガラパゴスから帰ってきた、りおちゃんは、幸恵さんが言っていた通り、多くのことを理解し、お友だちにも教えてくれました!
「うみどり の しま と いわれて いる から とり が おおかった!」
「ゾウガメ は おおきくて、 ママ より おおき かった!!」
「どうぶつ は さわって は ダメ で 2m はなれない と いけない!」

船内でもたくさんの経験をしている、りおちゃん。
港に訪れるたびに、子どもの家で作っている『あいさつの紙』を書いてくれます。
「この くに も すぺいんご か~!」
「すぺいんご は オラ! って いう ん だよね!!」

挨拶をたくさん覚えました!

小学校に入学する前に、ピースボートで触れた多くの言葉、様々な文化を、りおちゃんはどのように感じ、どんな風にこれからの人生にいかしていくのでしょうか?楽しみですね^^
(冨永和美)

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