Googleとモンテッソーリ

今日は、モンテッソーリ教育を受けた著名人・文化人の話です。

(・・・あげていったら、きりがないくらいですけどね!)

「アンネの日記」を書いたアンネ・フランク、
ワシントン・ポスト誌の経営者および、ジャーナリストだったキャサリン・グレアム、
Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾス、
シムシティなどで知られるシムシティシリーズの開発者ウィル・ライト(Will Wright)、
現代経営学の父、ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)、
アカデミー助演男優賞受賞者、映画俳優、監督、国連平和大使のジョージ・クルーニー、
イギリス王室のウィリアム王子とヘンリー王子(お母さんのダイアナ妃は、モンテッソーリ教師!)、
20年前のリオサミットで世界のリーダーたちを前に、12歳で伝説のスピーチをしたセヴァン・スズキ

などなど。

ガルシア・マルケスやオバマ大統領もそうだと聞いたことがあります。

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米国の食事情に革命をもたらしたともいわれる、有名オーガニックレストラン「シェ・パニーズ」を手掛け、
地域の学校と連携して「Edible Schoolyard(食育菜園)」を立ち上げたアリス・ウォーターズさん、
私(小野寺愛)も大ファンなのですが、彼女ももとはモンテッソーリ教師だったことを
数年前に知ったときも、嬉しい驚きでした。

*余談ですが、
彼女のレシピ本「The Art of Simple Food」、日本語訳も発売されたばかり!
渋谷で打ち合わせとなれば毎回使ってしまう大好きなカフェ、Daylight Kitchenでは
出版記念イベントも行うそうですよ~。詳細は、店長の塚本サイコさんのブログでどうぞ。

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さて、話をモンテッソーリに戻します。

世界で活躍するモンテッソーリ・チルドレンが数多くいる中でも、
Googleの2人の創設者、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンがモンテッソーリ教育を受けたのは
特に有名な話ではないでしょうか。

彼らは何度か
「今の自分たちがあるのは、大学での研究よりも、
それまで受けていたモンテッソーリ教育のおかげだ」
 という話をしています。

モンテッソーリ自身も、0~6歳、6~12歳、12~18歳の時期を、子どもがそれぞれの発達段階にあった環境で、愛され、のびのびと過ごすことができることがとても大切だ、と話しています。18歳までの育ちがそのようにできれば、それ以降は放っておいても 「自然と学び続け、社会に貢献する存在になる」 という彼女の言葉を、ラリーとセルゲイが体現しているようで、 「なるほどなあ」 と納得です。

*ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンがモンテッソーリ教育について語ったインタビューはこちら:
http://www.dailymontessori.com/montessori-questions-answers/famous-montessori-educated-people/

この記事トップの写真は、そんなGoogleの2人が、
自分たちの今をかたちづくったモンテッソーリに敬意を持って、
8月31日、マリア・モンテッソーリの生誕142回目の記念日をお祝いするために採用したロゴ。

これ全部、モンテッソーリの教具ですね。
砂文字、はめこみ円柱、数のビーズ、三項式のパズル・・・。 素敵です!

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Happy birthday dear Dr. Montessori !

生誕142年たっても、世界中で実践されている教育を体系だてたモンテッソーリさん。
本当に尊敬するし、なにより、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

ピースボートでも、今後もますます、
モンテッソーリ教育を通しての「平和は子どもからはじまる」実践を、続けていきたいと思います。

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