英語・スペイン語の先生が来てくれました!
GET(*)という洋上英会話/スペイン語会話スクールの先生が、子どもたちのもとに遊びにきてくれました。(*:GETとは、Global English / Espanyol Trainningの略で、船内で行われている有料の語学教室)今回はGETから、クレア先生とリンジー先生が来てくれました。
『子どもの家』では、【言語を教える】という時間ではなく、英語やスペイン語を話す先生たちが、子どもたちの生活圏に遊びに来るというスタイルなので、普段から自分が楽しくしている場所に、言語が違う先生が寄りそってくれているような、自然な感覚です。
「Circle、Circle~!」と円になり、写真の動物になりきって、みんなで動きます。
「Let’s Go JUNGLE♪」という曲に合わせ、【Flog(かえる)】【Monkey(さる)】【Lion(らいおん)】など、身体で表現します。
次に『What time is it Mr.WOLF ?』というゲームを楽しみました。
日本でいう『だるまさんが転んだ』のような、懐かしい遊びです。
少し違う所は、オオカミ(WOLF)役が「5 O’clock」など時間を言って、他の人はその数だけ進むところです。
陸で遊び慣れた子どもちにとって、船の少々の揺れが、そーっと進むのを邪魔するようで、楽しくてしかたがありません!
オオカミ役の2人がクレア先生に相談しながら、何時にするかを決めます・・・ヒソヒソ・・・
「It’s Dinner Time!」と言われたら、オオカミに捕まらないように逃げます!
『Head Shoulders Knees & Toes』で、頭、肩、膝、つま先を触り、歌いながら身体を動かして盛り上がりました!最後には、『子どもの家』で、毎日唄っている歌も披露し、みんなでさよならをしました。
たくさん身体を動かし、汗をかくほど楽しく過ごしました!
子どもたちが驚くようなペースで他の国の言葉を話すようになるので、大人は言語面にばかり注目してしまいがちですが、英語やスペイン語の先生と触れ合うことで、子どもたちが得ているものは、決して語学だけではありません。
いつも明るく笑顔で接してくれる先生たちから、人としての大らかさや優しさ、言語以外の異文化コミュニケーションも身につけています。
家族以外の様々な背景を持つ大人たちと生活を共にして、それぞれの人と触れ合う機会に恵まれていることも、船旅ならではの醍醐味、かもしれません。
(木村衣里)