子ども向け寄港地お話会、エジプト編

ピースボートでは、洋上で、これから訪れる港の文化や特徴、それに通貨やおいしい食べ物などについて紹介する「航路説明会」というのを開催しています。

こちらは大人向けの内容になっているので、「ピースボート子どもの家」では、子どもの目線にたって『子どものための』寄港地説明会を実施しています。

 

絵本や教科書で教えて貰うばかりでなく、まさに明日訪れる場所の話を聞き、実際に目の前の本物を見ながらまた話を聞く子どもたちは、世界中の人々、文化、食べ物、自然、建築物などを全身で吸収し、理解していくのが分かります。

今クルーズでも、参加者のお兄さん・お姉さん有志の協力を得ながら、いくつかの子ども向け寄港地説明会を実施していく予定です。

 

まずは、第1回目。

エジプト(ポートサイド)寄港前に、子どもたちにピラミッドの話をしました。

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「みんなが明日行く国はどこですか?」との質問に、
「エジプトー!」
「ピラミッドのあるところ。」
と、みんな身を乗り出して答えていました。

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「エジプトでは、“こんにちは”のご挨拶は“アッサラームアレイコム”って言うんだよ。」と、教えてもらいました。

 

「長いねー。」と、子ども達は笑って、

「アッサラーム」「アッサラーム」と繰り返していました。
挨拶ひとつをとっても、面白いですね。

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「ピラミッドがあるカイロは、寒いかな?暑いかな?」の問いに、

「めっちゃ暑いー!」と子ども達。

 

うーん、なかなかよく知っています。

そう、6月のカイロの平均最高気温は33.6C!!!

乾燥しているので、汗はかいてもかいてもすぐに蒸発しますが、本当に、とても暑い場所です。

 

「ピラミッドは、大きな石をいくつもいくつも積んでできているよ。大人の人も隠れちゃうくらい大きな石なんだよ。」の説明には「えー!」と驚いていました。

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「どうやって作ったんだろうね。やってみようか」

実際に、子どもの手に収まるくらいの小ささに縮小した手作り模型を使って一人ずつ石を積んでいきます。

小さな子も、三指を使って小さな石をつまみ、そーっと積んでいました。

この模型は紙粘土でできていて、土色に塗られ、お姉さん達がひとつひとつ丁寧に作ってくれたことが伝わってきます。

最後、てっぺんの石が積み終わると「できたー!」と、大きな歓声。

みんなで積み上げた石が、ピラミッドになりました。

3歳のひなのちゃんが、「ピラミッドの一番上に座れるかなー?」と考えていると、兄のりんたろうくんは「ひなちゃん、おしりにつきささるよー」と言っていました。笑

子ども達は、「ピラミッド」「ラクダ」「サングラス」を楽しみにしているようです。

 

実際に訪れるのは、明日。

ナイル川を下り、コシャリを食べて・・・。

いったい、どんな一日になるのでしょうか?楽しみです。

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