先住民族「エンベラ族」の人びとと出会う
パシフィック・ワールド号は、バルボア(パナマ)に寄港しました!
パナマ運河の入り口であるバルボア港からは、港近くを散策する方やツアーに参加する方々など、皆さんそれぞれにオリジナルの旅を楽しまれています^^
今回は『先住民族「エンベラ族」の人びとに出会う』ツアーに、あるご家族と参加しましたので、その様子をレポートします!
パナマには、今回訪れる“エンベラ族”の他にも“クナ族”など、現在でもいくつかの先住民族が暮らしているそう。
エンベラ族は、国境の概念ができる前からコロンビアとパナマの国境付近に暮らしていたのですが、環境の変化や治安など、さまざまな問題が発生してパナマ側に移住する必要があったそうです。
私たちは、港からチャグレス国立公園の川のほとりまでツアーバスで向かいました!
その後、船着き場まで歩き、ライフジャケットを着て小さなボートに乗って30分ほど熱帯雨林を流れるチャグレス川を遊覧しながら、伝統的な暮らしを守るエンベラ族のコミュニティへ向かいます。
ボート遊覧中に、子どもたちの足元に川から魚が跳ねてきたそうで!!
大自然を存分に感じられる、このボートが面白かったという声がたくさん聞こえました^^
コミュニティに着くと、お祝いの時に着る民族衣装を身にまとい、この集落に住む皆さんがお出迎えしてくれました!
歓迎の挨拶の後、エンベラ族の皆さんが作ってくれたランチをいただきます♪
魚とチキンのフライ、バナナのフライ、新鮮な果物と盛りだくさん!
それらをバナナの皮で作ったお皿でいただきます^^
子どもたちは・・・
「チキン が おいしかった!」
「パッションフルーツ は すっぱかったけど おいしかったよ」と、感想を教えてくれました^^
食後は、コミュニティ内の散策やお買い物、エンベラ族の皆さんと交流をすることができました。
なんと、エンベラ族とクナ族の方々が手作りしたカゴやアクセサリーをお土産に購入することができます!
彼らは、自分たちの文化や伝統をピースボートからの訪問者に紹介することに誇りを持っているように見えました!
私たちも船から習字道具を持参して、現地の子どもたちと交流します^^
3歳の男の子は、現地の子どもたちと木登り対決をしたそう♪
その時に出会った「小さな男の子がかわいかった!」と、小学生のお姉ちゃんが小学生教えてくれました^^
お別れの前に、エンベラ族の踊りを見せてもらったので、ピースボートからは洋上夏祭りで盛り上がった盆踊りを紹介し一緒に踊りましたよ!
子どもたちもご家族の皆さんも初めての交流ツアーでしたが「楽しかったー!!」と、すっかり我が家になったピースボートのキャビンへと帰りました。
次の寄港地では、どんな文化やお友だちに出会えるか楽しみですね!
(安田友利絵)