寄港地:ナポリで南イタリアの田舎を体験

イタリア・ナポリでは、流行の「アグリツーリズモ」に行ってきました。アグリツーリズモとは、アグリクルトゥーラ(英語ではアグリカルチャー)とツーリズモ(英語ではツーリズム)があわさった造語です。

名前のとおり、農家が営む宿泊施設を意味したものです。

 

ナポリから車に揺られること、数十分。
葡萄畑やオリーブ畑に囲まれた素敵な風景がそこにありました。

 

オリーブオイルを作っている農家のおじさんが、新鮮なオリーブオイルとレモン汁をたっぷりかけたおいしいパンをごちそうしてくれました。

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けんしろうくん(2歳)はおいしそうにパクパク食べて何度もおかわりをしました。
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次に「いいにおいがするよ」とおじさんはレモンを切ってくれました。
最初は顔をしかめていたあゆみちゃん(5歳)ですが、そのうち「おいしい、おいしい」と言ってレモンの実までかじり始めました。
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先生も一口かじると、確かに酸っぱいけどほのかに甘い!
あゆみちゃんはあんまりおいしかったので帰るまで「レモン食べたい」とレモンのとりこになっていました。

 

お昼ご飯はインテリアのとっても素敵なレストランへ。
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けんしろうくんはナイフをみつけるとすぐにパンやチーズを切り始めました。
子どもの家ではおやつが来ると子どもたちが野菜やフルーツをナイフでカットします。
けんしろうくんもいつも子どもの家でしているように左手を添えて上手にカットします。
食べるよりも切るのが楽しくて、いくつもカットしました。 

にこちゃん(3歳)はレモンの入ったリゾットを大きな口をあけてパクリ!!
おいしかったのでたくさん食べました。

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おなかがいっぱいになったら、のんびりレモン畑を散策。

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上げると、日本で見るより大きなレモンがたくさん!!

子どもたちは早速落ちているレモンを見つけ、じっくり観察。

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すぐに鼻に近づけ、「いいにおいがするよ。」とあゆみちゃんとレモンのにおいをかぎあいっこ。

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他にも落ちている花や葉っぱを拾ったりして、お気に入りのものは袋の中に集めます。
子どもたちは果実のにおいや土の感触、鳥の声や虫の声を聴いたりして五感をたくさん使って感じています。

久しぶりの土や緑に触れて大はしゃぎでした。

レモン畑の途中で牛を発見。

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子どもたちは口々に「ボンジョルノー、ボンジョルノー」と大きな声でご挨拶。
「イタリアの牛だからイタリア語でご挨拶!」と何度も叫んでいると突然「モーー」と牛もお返事をしてくれました。
大きな鳴き声に子どもたちもびっくり。

 

お返事をくれたのが嬉しくてまた「ボンジョルノー、ボンジョルノー」と叫び続けます。
その発音のナチュラルなこと!笑

イタリアの青い空、澄んだ空気のもと、土や緑に触れて久しぶりにのんびり過ごすことのできた1日。
次は泊まりで遊びに来たいような、素敵な場所でした♪

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