子どもの家の【感覚の洗練日】
Voyage118が出航し、あっという間に3週間が経ちました!
先日、『モンテッソーリ体験!~感覚の洗練日~』について書きましたが、子どもの家では毎日が感覚の洗練日です✨
登園が始まってしばらくの間、モンテッソーリが初めての子どもたちは感覚教具にあまり興味を示しませんでした。
というのも、日頃カラフルなおもちゃに囲まれている子どもたちにとって、何の飾りもない箱にしまわれていたり、ちょっと無骨に見える教具*は、よく分からないものに見えたのでしょう。
*:モンテッソーリ保育の現場では使用する道具のことを“教具”と表現します
楽しいのにな…、きっと好きなはず!、と思い続けること数日。
クラスの中で先生がさりげなくやってみたり、道具の名前を紹介することで少しづつ興味が湧いてきた子どもたち!
「これ、どうやってやるの?」
「せんせい、これやってみたい!」
重量板
「どっちがおもい?」「どっちがかるい?」
「こっちがおもい!」
誰かが活動していると、つられてやってみたくなるのが子どもたち^^
一度体験したらすごく楽しいのがモンテッソーリ教具です✨
時には順番待ちが出来るほど感覚の活動が人気になりました!
誰かの活動を見るときは「みても いいですか?」と、尋ねるのが子どもの家のルールです。
ジーッと静かに見ながら順番を待ちます。
はめ込み円柱は、一人でもお友だちとでもできる楽しい活動です!
「つぎ は これ だよ」
年上の子が教えてくれるのも、異年齢保育のいいところです☺️
幾何立体のお仕事(*)では、同じ形をクラスの中から探します。
(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ保育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します。)
「これ おなじ!」
ピンクタワー
子どもたちが集中している時は、話しかけないようにしています。
赤い棒
「これ は て が とどくね!」
手でなぞって、長さを感覚で体験しています🌱
出航から3週間経った子どもの家は、こんな様子で毎日が『感覚の洗練日』!
クラスはとても静かですが、子どもたちは活発にお仕事に取り組んでいます♪
(森輝実)