ギリシャ寄港「オーガニック農業とヒーリング体験」

o0800053211471649088

ギリシャの首都アテネの外港として栄えるピレウスに寄港。
アテネからも程近いこの港、多くの参加者が訪れるのは、言わずと知れた世界遺産、パルテノン神殿やアクロポリスです。
世界遺産のシンボルになっているのも、2000年以上の歴史を誇る、このパルテノン神殿です。

比較的自由行動もしやすい寄港地ですが、今回は『ギリシャの田舎町でオーガニック農業とヒーリング体験』ツアーに参加した様子を紹介します。
素敵な写真がたくさん届きましたよ!!

ピレウスから車で約1時間30分、エビサ島にある「サンシャインハウス」という場所を訪れます。
ここは、世界中から集まる“WWOOFER”たちがタイマッサージやヨガ、オーガニックハーブガーデンを営む民宿です。
のんびりとした島で、日々、心と身体と向き合う人々が暮らすこの場所には、門をくぐり抜けた瞬間からあたたかい空気が流れていました。

o0463053011471620652

お庭には140年以上の樹齢を誇る立派なユーカリの木があり、大きな桑の木からはハンモックがぶらさがっていて、その木陰にはゴザが敷かれていました。

o0500037511508635661

みりちゃん、りほちゃん、ももちゃんは仲良く3人でハンモックに揺られます。
「おまめだよ~、うふふ~」

o0500037511508618526

あんちゃんは、甘いものがだーい好き。

o0500037511508618527

フルーツに夢中の子どもたち。

ギリシャの山で採れたという、ハーブティーをいれていただき、木陰でフルーツもいただきます。
皮ごと食べられるブドウも、甘くてジューシーなスイカも、すべて無農薬。
続いて、子どもたちはお部屋の中に移動して、パン作り体験です。

o0481053011508641717

オーナーのケリスさんの子ども、5歳のジャイヤちゃんと3歳のヤニスくん

o0500037511508641718

o0500037511508641719

一人ひとり、パンの生地をこねていきます。
お互い言葉は分からないけど、次第にジェスチャーを交えての子どもたちの関わり合いも見られるようになってきました。
日本の子どもも、ギリシャの子どももみんな真剣。
形が出来上がった生地には、表面をサクサクにするために、オリーブオイルを塗ってくれます。

いったんパンはケリスさんたちに預け、オーブンで焼いてもらいます。
その間子どもたちには、にじみ絵体験を用意してくれていました!!

o0530039711471620659

o0530039711471620656

o0500037511508650542

水で塗らしたシルクや紙に色をつけるという簡単な工作ですが、色はたったの3色。
赤、青、黄色のみです。
にこちゃんは、きれいに斜めに虹のように色をつけていきます。
子どもたちが色を重ねていく度に、どんどん色が変化していきます。

o0530039711471620653

この笑顔、とっても素敵です♪
言葉なんて関係ありませんね。

o0530039711471621186

すっかり仲良くなったナイキくんとジャイヤちゃん。

最後は歌の交流です。
こちらからはおなじみの、地球儀の歌をプレゼント。
バスの中で英語の歌詞バージョンも練習し、日本語と英語の両方で歌いました。

o0500037511508659566

サンシャインハウスの方々も、ずっと前から歌われ続けていると言う神様の歌や、「Now is the Present」という歌を歌ってくれました。
この歌がとっても素敵でした!
「Yesterday is the history. 昨日はヒストリー(歴史)
Tomorrow is the mystery. 明日はミステリー(謎)
Now is the gift. そして、今はギフト(贈り物)
That’s why is called the present. だから、今は「プレゼント」と呼ばれるの
It’s the present. そう、プレゼントだよ」

英語の“present”という単語には、「贈り物(=プレゼント)」、という意味と、「現在」、という二つの意味があります。
昨日は歴史で未来はミステリー。今は贈り物。
だから「現在」のことを「プレゼント」と言うんだよ、今こそが贈り物のような大切な時間なんだよ、という意味のこの歌。
歌詞もきれいな歌だけど、歌っているサンシャインハウスの方たちの笑顔がとても穏やかで、晴れやかだったのが印象的でした。
大人たちのコースでは、ヨガを体験したり、ハーブの効用を学んだり、オーガニックなクッキングを体験したり、お母さん達も大満足でした。
自然と身近なこんな暮らしがしてみたい!!と思った方もたくさんいたはず。
この歌を聴いて改めて、毎日を丁寧に生きているサンシャインハウスの方たちの、自然な生き方に共感しました。

充実した、けれどあっという間だった時間を過ごし、お別れの時間です。
誰よりも別れを惜しんでいたのは、そう、ないきくん!!
ジャイヤちゃんと何度もぎゅっとハグをしていました。

o0397053011471621185

英語のできる大人に、ないきくんは言います。
「ぜったいにてがみかくね、ってえいごでなんていうの?」
「むずかしいからかわりにいって!!」
「へんじちょうだいね、っていって。あ、でもないきのじゅうしょわかんないか…いいや、まずはこっちからかくからね」

とないきくんも必死です。
ギリシャに大好きなお友だちができたこと、日本に帰ってからもギリシャに思いをはせることができること、これが何よりのお土産だと思います。

ちなみにみんながこねたパンは、帰りにお土産としていただきました!!
「さくさくしてておいしい!!」と、子どもたちも大喜びでした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る