日々の保育2「枯れた植物から学んだこと」
ある日、いつも水やりをしていた植物の葉っぱが、全部土の上に落ちていました。
あゆみちゃん(5歳)がそれに気がつきました。
あゆみちゃん(5歳)がそれに気がつきました。
あゆみ:「なんで?」(真剣に見つめる)
保育士:「なんでだろうね。この葉っぱ見て!腐ってるみたい。」
あゆみ:「わかった。まだあの旗がない時にお水あげすぎちゃったんじゃない?」
旗とは、水をあげたことがみんなにわかる印として立てることにした赤い小さい旗のこと。
あゆみちゃん、そのルールが開始される前のことを言っているのですね。
保育士:「そうかもしれないね。この土ぬれてるね。やっぱりお水あげすぎたのかな。」
あゆみ:「そっかぁ~。あゆみたちがちゃんと土を見てなかったからだね。」(しょんぼり)
赤い旗が立っているか立っていないかだけでなく、土が湿っているかを見ればよかったと気づいたあゆみちゃん。
大きな発見でした。
このことを「お集まり」の時間にみんなに話すと、みんな真剣に聞いていました。