オーロラ観測大成功♪

オーシャンドリーム号は、カナダを出港してからも北上を続け、北緯60度までやってきました。
つまり、102回クルーズに乗船する誰もが楽しみにしていた『オーロラベルト』に入ったことになります♪
クルーズのハイライト、オーロラ鑑賞のチャンスにワクワクしています!

この日は、イエローナイフ(カナダ)でオーロラガイドの経験を持つ、ピースボートスタッフの一真さんが、オーロラの仕組みを紹介しに来てくれました。
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まずは、オーロラについて映像を使って教えてもらいました。
「オーロラは、光が混ざったものだよ」
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映像を見た子どもたちが…
「うごいてる!」
驚きの様子です!

「そうだよ、オーロラは動いているんだよ」と、一真さん。

オーロラは、寒いところで見えると聞き、自分の住んでいる場所よりも寒いかを尋ねます。
「ほっかいどう より さむい?」

イエローナイフでは、寒い時期に-25度以下になることもあるんだそう!

次に、オーロラがどのようにできるのか、メカニズムについて一真さんからお話を聞きます。

“『太陽』から『地球』に向かってエネルギーが放出され、このエネルギーは2日から3日間ほどで地球へ辿り着きます。この中には『電子をあびた粒子』があります。
地球には磁気圏と呼ばれる磁気の『バリア(壁)』があるため、この『電気をあびた粒子』は地球に近くことができません。
しかし『バリア(壁)』には、わずかな隙間があり、その隙間を『電気をあびた粒子』が入り込み、地球の磁気圏へ到達し、大気と衝突することでオーロラが生まれます。”
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口頭での説明では難しく、子どもたち(大人の私たちも!)には?????の表情が見受けられます。
そこで、子どもたちにお面をかぶってもらい、身体でオーロラの仕組みを実践してみることになりました!

「『太陽』役を、やりたい人?!」
「『電気をあびた粒子』を、やってみたい人?」

子どもたちは、ワクワクしている様子です^^

次に…
「『バリア(壁)』を、やりたい人?」
「『地球』役も必要です^^」

次々に手を挙げ、ひとり1役ずつの役割にチャレンジします!
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『太陽(ももちゃん)』から、『電気をあびた粒子(あんちゃん)』が『地球(ちかちゃん)』に向かって飛んでいきます。
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『バリア(えいとくん、そうちゃん、あやのちゃん)』は手をつないで『地球』を囲み、守っています。
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その『バリア』によって、『電気をあびた粒子』は跳ね返えされてしまいます。
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しかし『バリア』に隙間を見つけ、『電気をあびた粒子』は内側に入ることができました。
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次に、『バリア』の隙間を通った『電気をあびた粒子』について教えてもらいます。

“地球には『酸素』と『窒素』があります。
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『電気をあびた粒子』が、その『酸素』と『窒素』に衝突することで、オーロラ生まれます。
『電子をあびた粒子』が、とっても元気なほど、オーロラが輝いて見えやすくなります。”
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今度は、オーロラスーツを身につけ、オーロラ発生にチャレンジです!
「『酸素』役を、やりたい人?!」
「『窒素』を、やってみたい人?」
「『電気をあびた粒子』も、必要だね~^^」

『酸素(ももちゃん)』、『窒素(あんちゃん)』、『電気をあびた粒子(ちかちゃん)』、みんな嬉しそう♪

オーロラスーツは和美先生の手作りです!!
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『電気をあびた粒子』が『酸素』に出会い、元気が伝わります。元気をもらった『酸素』が動くことで、赤と緑が見えました。
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同様に『電気をあびた粒子』が『窒素』に出会い、元気が伝わります。元気をもらった『窒素』が動くことで、水色とピンクが見えました。

それぞれが元気になって、歓声があがります^^
「みどり が みえた~!」
「ピンク が みえた~!」

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オーロラの仕組みを知った子どもたち。あとはオーロラが出るのを待つだけです!

お話を聞いた翌日の朝・・・
「オーロラ みえなかった ね~」
「ちっそ と さんそ に あたった ら、 オーロラ みえた のに ね~」

オーロラの仕組みを覚え、お喋りをしている子どもたち!

オーロラ鑑賞チャンスの5日目!
19時ごろからオーロラが見え、寝る支度をしていた子どもたちも厚着をしてデッキに出て、オーロラ観測に大成功しました!!!
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オーロラを見た翌朝、子どもたちは…
「オーロラ みた?」
「カーテン みたい だった ね!」
「オーロラ、 まじ で きれい だった ね~!!」

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オーロラの感動を共有していたのでした^^
自然からの贈り物に、貴重な体験をすることができました。
(川上つかさ)

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