98回クルーズが地球一周から帰港しました!
みなさん!ただいま帰りました!
第98回地球一周の船旅が、元気いっぱいで横浜・神戸へと帰港しました!
旅の終わりが近づいてくるにつれ、子どもたちはこんなお喋りをするようになりました。
「つぎ は みんな で なんかい クルーズ に のる?」
「まだ ずっと ずっと ふね に いたい な。」
「みんな と おうち とおく なっちゃう の さびしい よ。」
「また にほん でも おとまり っこ しよう ね!」
横浜に帰港する当日は大きな荷物を抱えて、船で出会った方や子どもの家で一緒に過ごした友だちに笑顔でハイタッチ!
「またねー!」
「ありがとーーー!!」
「あそび に いく ね〜!!」
手を振り合う子もいれば、本当に船降りちゃうの?と、不思議そうな表情の子、日本で待っていた家族に会うことを楽しみに降りていく子もいました。
横浜港には、子どもの家アドバイザーの深津高子さん、ニューヨークまで子どもの家アシスタント保育士として乗船していた和美せんせい、そしてギリシャまで一緒に旅をしたご家族が大歓迎で迎えてくれました。
子どもたちは、ギリシャまで旅を共にした友だちを見つけると、荷物をそっちのけで駆け寄ります!
「ひさしぶり!!」
「あいたかったよー!」
再会を喜び大興奮だったようです。
高子さんから 『おかえりキャンディー』をいただいた子どもたちは、106日間の思い出話に花を咲かせ、ずっと日本で待っていたお父さんとの再会には、嬉しさや恥ずかしさが入り混ざるような思いを噛みしめながら、ぎゅっと抱き合っていたようです。
横浜港で行なった、クルーズ最後の出港式では、神戸港で下船する子どもたち3名がスピーチに挑戦しました。
「ほいくえん こどものいえ の みんなー!また あそび ましょー!」
横浜でお友だちがたくさん降りてしまったすぐ後には…
「ぼく も みんな と おりたかった…。」と、対岸を見つめて涙を流していた彼ですが、スピーチでは大きな声で堂々と、みんなに気持ちを届けました。
「みなさーん、ありがとーー!」
子どもの家の卒園式、『ありがとう』の会が終わってから、毎日こんな事を言っていたそうです。
「きょう は こどものいえ ない の?」
「こどものいえ に いきたい。」
大好きな友だちが、たくさんできた彼女。
韓国からの乗船で、船内で初めて日本語に触れ、どんどん吸収して日本語を話せるようになった彼女、普段は恥ずかしがり屋さんですが、この日は、大きな声でみんなに気持ちを届けてくれました!
「さようなら」ではなく、「また会おうね」
みんなで「See you again!!」と、手を振りオーシャンドリーム号は横浜港から神戸港へと出港しました。
翌日の神戸では…
「せんせー! ぼく の おうち あそび に きてな!」
元気に船を降りていき、家族全員が無事、世界一周を終えることができました。
子どもたちがしっかりとした足取りで、一歩、また一歩と船を後にしていく姿に成長を感じました。
一緒に旅をしていく中で、たくさんの『はじめて』に出会い、毎日のように「なんで!?」「どうして!?」「なるほど!」と、不思議に思ったり、発見を繰り返してきました。
日本で待っていた家族との再会は、乗船前と表情が違いとても驚いたそうです。
船で地球一周をし、世界中で多くの物を観て、触れて、感じて過ごした106日間はかけがえのない時間となりました。
今回更新するブログで私の記事は最後となります。
98回クルーズに一緒に乗船し、旅をしてきた大家族の皆さま、子どもの家レポートを楽しみに読んでくれた皆さま、本当にありがとうございました。
See you again!!
(98回クルーズアシスタント保育士:橘真衣子)