99回クルーズ子どもの家『卒園式』
12月13日、たくさんの方々に見守られ、ピースボート子どもの家の卒園式が行われました。
8人の子どもたちは、お気に入りの衣装や今回訪れた国で購入した衣装を着て…
卒園の記念にと、自分で描いた船をロゼッタにして身につけて、参加します。
式の内容は、『子ども会議』を開き、子どもたち自身ですべて決めました。
当日は、かいくん（8歳）を中心に司会進行役です！
少し緊張している様子のかいくんですが、堂々と始めの挨拶をしてくれました！
「これから こどものいえ の そつえんしき を はじめます。」
「きょう の しかい を します、 よしおか かい です！」
プログラム1番、リズム遊びです。
じんのすけくん（4歳）が、リズム遊びの紹介のため前に立つと、会場の皆さんから拍手が湧きました。
照れた様子で発表します…
「“えびかにくす” と “ごきぶり の さんぽ” を します！」
どちらも、子どもたちがこの船で大好きになったリズム遊びです。
プログラム2番、みんなで歌の発表です。
いつきちゃん（5歳）が歌の紹介をします…
「“にじ” と “せかいじゅう の こどもたち が” を うたい ます！」
プログラム3番、【ありがとうを伝えよう】のコーナーです。
ここでは、りおちゃん（5歳）が進行役です。
子どもの家でお世話になった方々に感謝の気持ちを伝え、みんなで作った『Thank youカード』を渡します。
子どもたちの写真と、子どもたちが描いた船＆ありがとうスタンプを押しました！
プレゼンターを務めるのは、いりちゃん（4歳）・けいすけくん（4歳）・りほちゃん（2歳）です。
まずは、子どもたちに英語・スペイン語の楽しさを教えてくれた、GETの先生です。
りおちゃんから、感謝の気持ちを伝え、一人ずつカードを渡していきます。
「わたしたち に えいご や すぺいんご を おしえて くれて ありがとう！」
次に、子どもの家で一緒に過ごした４人のお姉さん、はるちゃん・れなちゃん・らっこちゃん・トマトちゃんに渡します。
レストランで、毎日お世話になったロハンさんとミルトンさんにも感謝の気持ちを伝えることができました！
プログラム4番、みなとくん（5歳）から紹介です…
「“ちきゅう いっしゅう を して、 つたえたい こと” です！」
一人一人の思い出を、卒園式に来てくれた、たくさんのお客さんに伝えます。
「アイスランド で くじら を みた の が たのしかった です！」と、じんのすけくん^^
「ペルー で おにいちゃん と くっきー を つくって たのしかった です！」と、けいすけくん^^
「ジャマイカ で うみ に はいった こと が たのしかった です！」と、みなとくん^^
子どもの家でも、日頃から伝えたいことコーナーで、寄港地で体験してきたことをお友だちに伝える練習をしていました。今日は、いつも以上に大勢のお客さんの前で、それぞれが体験したこと、感じたことを堂々と話すことができました！
プログラム5番、卒園証書をもらいます。
「たくさんお仕事したね^^」
「お友だちに優しくしてくれて、ありがとう！」など、かお里せんせいにメッセージをもらいながら受け取りました。
プログラム6番、『子どもの家のスライド』です。
思い出の写真をたくさん使った動画を、みんなで観ました。
ついこの間のことなのに、なんだか懐かしいような感じがします…
最後は、水先案内人・子どもの家のアドバイザーであり、みんなの大好きな深津高子さんからのお手紙です。
【船の保育園に『さようなら』をいう日がやってきました。
『さようなら』って本当に淋しくて、悲しい気持ちになりますね。
でも知ってた？「さようなら」は「こんにちは」の始まりだってことを。】
～高子さんのお手紙より抜粋～
『さようなら』は悲しいけど、その後は必ず『こんにちは』が待っていることを知り、楽しみになりました！
式の最後は、来てくださったたくさんの方々と記念撮影です。
多くの皆さんに見守られた卒園式、子どもたちが船で愛されていたことを感じた時間でした。
司会担当してくれた、かいくんは、当日すごく緊張していたそう！そんなことを全く感じさせず、みんなの中心となって式を進めてくれました。
また、りおちゃん・いつきちゃん・みなとくん・じんのすけくん・いりちゃん・けいすけくんは、任された自分の役割をしっかり果たしました。最年少のりほちゃんも、いつもと違う雰囲気でしたが、みんなと一緒に式に参加ができました！
卒園式を通して、子どもたちの成長を感じることができました^^
「みんな、 そつえん おめでとう！！」
（川上つかさ）
