カルタヘナ(コロンビア)旧市街を馬車で観光しました!
オーシャンドリーム号は、コロンビアの首都カルタヘナに入港しました。
コロンビアが誇るノーベル文学賞受賞作家、ガルシア・マルクスが「世界中でもっとも美しい街」と讃えたとされるカルタヘナ。
そんな美しい街並みのカルタヘナの旧市街を、『馬車で巡るツアー』に参加した子どもたちの様子をお伝えします。
ツアーの前日には雨が降り天候を心配しましたが、当日は太陽が顔を出し良い天気♪
「せんせい!おはようございます!」
「きょう ばしゃ に のる ん だよね!!」
子どもたちは馬車に乗ることがとっても楽しみなようで、太陽にも負けないキラキラした笑顔♪
みんなで集合写真を撮って出発です!
まず向かったのは、南米一大きい『サン・フェリペ要塞』の観に行きました。
カルタヘナはスペイン植民地時代に中南米から集められた金銀の財宝の中継基地だったため、イギリスやオランダから攻撃の的となっていたそうです。街と財宝を守るため、地形を生かした多くの要塞がカルタヘナに建てられています。
「おおーきい ね。」
「っあ!うえ みて。 こっき が ある。」と、コロンビアの国旗に気づきました。
「どう やって つくった の?」
「なか は どう なってる の?」と、構造が気になる子。
「あれ は だれ?」と、銅像に気付いた子。
(この銅像は、イギリス軍からカルタヘナを守った英雄ブラス・デ・レソ)
約120年もの年月をかけ建てられた大きな要塞を観た後は、いよいよ子どもたちお待ちかねの馬車に乗っての旧市街観光です!
ずらりと並ぶ馬車を見つけるなり大興奮の子どもたち!!
馬をじっくり見て…
「ぼく この うま の ばしゃ に のりたい。 だって かわいい から。」
「わたし は しろい うま の ばしゃ が いい!」
自分たちで馬車を選んで、出発です!
馬車が出発すると「きもちいぃーーー!」と、叫んでいる子も♪
パカパカパカ…と、蹄の音を響かせ、旧市街を巡ります。
1625年に建てられた教会の遺構の上に、1911年コロンビア独立100年を記念して劇場として建て替えたエレディア劇場や、コロンビアが世界に誇る彫刻家フェルナンド・ボテロの作品「ふくよかな女性」があるサント・ドミンゴ広場などを巡ります。
子どもたちは、じーっと馬を観察したり、お母さんからカメラを借りて「ぼく カメラマン に なる!」と、撮影に夢中になっていました。
また、現地の方が馬車に乗っている子どもたちに「Hola(こんにちは)」と、温かく手を振ってくれ、子どもたちも「Hola(オラ)!」と元気に手を振りかえします。
「かぜ が きもちいい ね。」
「くらい ところ(日陰) ちょっと すずしい ね。」
風や日向日陰の寒暖差を楽しむ子もいました。
馬車で楽しんだ後は、お土産屋さんへ!
お土産屋さんでも国旗を見つけ、コロンビアの国旗に興味を持って観察している子がいます。
「なんか カラフル な とり が いっぱい おる。」
最後にランチを食べて、みんなの今の家(ピースボート!)に帰ります。
帰りのバスでは、ある男の子がお土産に買った船の模型を見て、こんなお喋りを楽しんでいます。
「ここ の ところ が こどものいえ で ここ が ぼくの へや」
「わたし は クルーズディレクター ね」
「わたし は CC(船の通訳)さん」
「ぼく は せんちょう と じむきょくちょう の おしごと する!」
「せんせい は また せんせい ね」
「おかあさん は カメラマン で のる よ!」
お喋りは大盛り上がり!
盛り上がっていたのは、つかの間!気づけば1人、また1人と夢の中…
明日はクリストバル(パナマ)に入港します。
また、子どもたちの様子をお届けします。お楽しみに!!
(橘真衣子)