ミント栽培を始めました!
強い日差し、真夏のように暑い日々から、少しずつ気温は落ち着き少し肌寒くなってきた今日、今の気候にぴったりのミントを栽培キットで育てることになりました。
恵利せんせいから、栽培に必要なものを1つずつ紹介してもらいます。
ミントの種を見た子どもたちは…
「ちっっっっさいね!!」
思ってたよりも小さな種だったそうで「こんなに ちいさい たね なんだ!」と、くぎ付けです。
自分の息で種が飛んでいってしまわないように、鼻や口をおさえてる子さえいました。
植木鉢に、みんなで少しずつ土を入れていきます。
1人ずつ土を入れているときに、ある男の子が気がつきます。
「つち に キラキラしたの が はいっとる!!」
先生から肥料について教えてもらい、またじーーっと土を眺めています。
ミントの育て方をみんで読み上げて…
「ひとつまみ って どのくらい かな?」と考え、いよいよ種まきです。
「ちいさい から つまむ のが むずかしい なぁ。」
「ぎゅ って つままない ようにね。」
少しずつですが、全員が丁寧に種を蒔きました。
「ちいさな たね で つち に まくと どこに たね が あるか わからない や。」と、植木鉢に蒔いた種をじーっと探していました。
蒔いた種の上に、少しずつ土をかぶせます。
そーっと水をかけます。
最後に、育てるときのお願いを恵利せんせいから子どもたちへ伝えます。
「みず が いっぱい だと くるしい もんね。」と、ある女の子は気づきます。
「みんな は これから ミント の お母さん、お父さん に なるんだよ。」と、恵利せんせいに言われると…
「え!?」と、嬉しいような、恥ずかしいような、不思議のような、何とも言えない表情をしていました。
お帰りの前に、全員で蒔いたミントの種に声をかけます。
「おおきく なぁ~れ。」
「おおきく おおきく おおきく な~れ!」
新しく子どもの家の『仲間』になった“ミント”です!
これからミントの小さなお母さんとお父さんと一緒に世界を旅します。
どんな声掛けをして、観察し関わっていくのか楽しみです。
(橘真衣子)