カリアリ(イタリア)に寄港しました!
先日、オーシャンドリーム号はカリアリ(イタリア)に寄港しました。
モンテッソーリ教育では、生物的分野、地理的分野、ときには世論や政治問題など、幅広く、詳しい情報を子どもがわかる簡単な言葉で紹介します。子どもは大人が考えるよりもよく理解しており、また、それらを記憶しています。全く別の機会に「これ を あの とき に はなしてた よね~」と、関連があるときに回想し、大人が驚かされることが多々あります。
カリアリに寄港する前日、恵利せんせいがイタリアについて話をしてくれました。
対照地形で半島を作り、イタリアは半島であること、国旗を見ながら、国旗の色の意味を説明してくれます。
「イタリアの国旗の色は自由、平等、友愛という意味です。友愛と言うのは、お友だちみたいに仲良くしましょうってことだよ。」
子どもたちはせんせいの言葉をじーっと聞いています。
子どもの家の世界地図でイタリアの場所を確認し、それぞれ寄港する度に貼っている赤いシールを貼ります。
子どもたちは、地図に書かれた小さな文字をよーく見ながらイタリアを探します。
「イタリア って どこ?」
「この あたり じゃない?」
「みつけた!」
子どもたちは、子どもの家などでそれぞれの国の情報を得て、寄港地で現地の人々や文化、建築や食べ物を実際に見て感じながら旅を続けています。
(冨永和美)