子どもの家の小学生
子どもの家に通う小学生が、こんな風に話していました。
「この前、砂浜で刃物の先が捨てられてたんだよ!」
そんな彼は、高子さんと『地球の水を綺麗に保つために私たちができること』の本を読んでいます。
ピースボート乗船前から環境問題に関心があったそうで、真剣に、でも穏やかな表情で自分の知識を惜しみなく伝えてくれています。
「農家さんはね、水を汚さない肥料を選ぶこともできるんだよ」
そんな話を近くで聞いていた小学生の女の子は、
「この前、抜けた歯を海に投げようと思ってたけど、今の話 聞いてやめとこうと思った!」と伝えてくれました。
「大人は、先さきのことばっかり 考えすぎなんだよ~、子どもの方が分かってるよね〜」
なんとも興味深い会話をしている、小学生ふたり!
大人の私たちが、ハッとさせられるような話が繰り広げられました。
また別の日です。
この日は、子どもの家が休みだったので、自主企画(*)にチャレンジする小学生!
(*:参加している方々の特技や経験を生かして、同じ興味を持った人同士が集まるサークルのようなもの)
魚や釣りが好きな人へ向けての自主企画で、子どもの家チームの大人も参加してきました♪
30人ほど会場に集まり、盛り上がっている様子!
次々に会場から手が上がり、たくさんの質問がきましたが、ひとつずつ丁寧に答えていました^^
ここでも環境問題に関する質問があり…
「川とか海にあるゴミを、できるだけ減らしたいです!」
「(その理由は)魚がゴミを食べて弱ってしまい、その弱っている魚をサメが食べてしまうからです。」
子どもたちの見ている世界や、意識の高さに感心させられる日々です!!
地球の未来を担う子どもたちが、地球一周や子どもの家を通して、どんな風に成長していくのか楽しみです^^
(大西瞳)
※本来「子どもの家」は2才半から6才頃までの環境を指しますので、今回のVoyage115は小学生も一緒に”特別なプログラム”として実施しています。