高子さん、ありがとうございました!
ピースボート子どもの家アドバイザーとして、神戸から乗船していただいた深津高子さんが9月17日マーレ(モルディブ)で下船されます。今日は高子さんが居る、最後の保育日でした。
子どもたちは、高子さんからお仕事(*)の楽しさを教えていただきました。(*:子どもが真剣に取り組むことは “Play / 遊び” ではなく “Work / お仕事”。モンテッソーリ保育の現場では、子どもの活動を “Work / お仕事” と表現します)
子どもたちにとって、新しい環境であるピースボートの保育室で、気分が乗らない日もやるべきことを自分でできるように導いていただきました。
朝の支度がはかどらず、しばらく玄関にいる子どもたちに、高子さんがこんな風に声をかけます。
「おやつのりんごに、塩水が必要なんだけど、だれか作ってくれない?」
子どもたちはすぐに立ち上がり、吸い込まれるように保育室に入ってきます。
午後、子どもたちと小さなパーティーを開きました。
子どもたちがフルーツを丸いスプーンで切り抜き、フルーツポンチを作ります。
「つぎ は ぼく が する。」
「おわったら かして!」
フルーツの切り抜きを順番に行います。
自分たちで机を拭き…
フォークを並べ、テーブルをセッティングします。
棚で眠っていた大きな布をテーブルクロスにすると、よりパーティーらしくなりました!!
「4かい の レストラン みたい だね~」
「わたし の には りんご が たくさん はいって いる!」
「ぼく の には グレープフルーツ と オレンジ も はいって いる よ!」
「おいしいね~」
子どもたちは、おかわりしてたくさんのフルーツを食べました。
パーティーの最後には『子どもの家スター誕生!』を開催しました。
先日、子どもたちが出演した『ステージスター誕生』という一芸をお披露目する企画のパロディーです!
大トリは子どもたち全員揃ってスター誕生で披露した、ドラえもんを歌います!
保育後には、保護者の皆さんにもお集まりいただき、高子さんを囲んで記念撮影をしました。
「また東京で会いましょう!」と、地球一周から帰ってくるご家族と、日本で再会できることを楽しみにしているようです。
高子さん、2週間ありがとうございました!!
(冨永和美)