101回クルーズが横浜を出航しました!
第101回ピースボート地球一周の船旅が、まずは横浜から、いよいよ始まります!!
船内では、専属バンドの演奏と船の妖精シップリンがお客さまをお迎えします。
横浜からは、2歳から10歳の子どもたちが11名乗船しました。初めて船に乗る子どもたちが多くいましたが、とてもリラックスしている様子です。
「きょう の あさごはん は ほっとどっく を たべた よ! けちゃっぷ を つけた よ~」と、教えてくれたり…
自分のカバンを背負っている子は…
「おかし が たくさん はいっている りゅっく が おも~い!」と言いながら、これから104日間、家族のお家になる船室(キャビン)まで自分でカバンを運びます。
10階デッキで行われた出航式では、お見送りに来ていた家族を探して、子どもたちもテープ投げに挑戦します!
出航式では、おじいちゃん・おばあちゃんと参加している子がスピーチに挑戦し、お見送りに来ていた、お父さん・お母さんに…
「おとうさん、おかあさん、いってきまーす!!」
大勢の人前で、大きな声の挨拶に大成功!!
そして、いよいよ、出航の時、乗船しているお客さん全員で「いってきまぁ~す!!!」
お見送りに来てくれた、たくさんの人に手を振って、出発です!
ピースボート子どもの家のアドバイザーであり、水先案内人でもある深津高子さんも乗船されました。夜にはレストランのクルーへ子どもたちにどう関わるか、どのように手伝いをするか、レクチャーしていただきました。
公共スペースであるレストランでは、幼い頃からその公共マナーを伝えていきたいこと、子どもの自立を目指していることを話していただきました。
子どもたちが階段の拭き掃除やタマネギを剥いている写真、落ち葉を集めている写真などを見せながら、どんなに幼い子どもたちも自分でやってみたいと思っていることを伝えると、レストランクルーは驚いたような表情をしていました。
これから始まる104日間の船旅で、300回以上の食事時間に子どもたちと関わるレストランクルーに、モンテッソーリ教育の理念や子どもの発達を伝える、大事な時間となりました。
明日は大阪から、6名の子どもたちが乗船し、全家族が揃います!
(冨永和美)