サンクトペテルブルグ観光&運河クルーズ
オーシャンドリーム号は、サンクトペテルブルグ(ロシア)に入港しました。
今回訪れた都市サンクトペテルブルクは、モスクワに次ぐロシア第2の都市であり、ヨーロッパで最も美しい町の1つだと言われているそうです。
そんなサンクトペテルブルクで、子どもたちが参加したツアーの様子をお伝えします。
6月23日、雨予報で心配されていましたが、とっても良い天気♪
「おはようございます!」
「あさ は ちょっと おねぼう しちゃった の。」
元気いっぱいに駆け寄ってくる子や、まだまだ眠たそうな子どもたちを乗せて、ツアーバスは出発です!!
まず訪れたのは、ペテロパブロフスク要塞を見に行きました。
子どもたちの目線には…
「あの、 ながい たてもの なに?!」エヴァ川の先に位置するエルミタージュ美術館が気になったようです。
エヴァ川の先に見えた、エルミタージュ美術館も目の前まで見に行きました。
子どもたちが思い切り走り回りたくなるような広々とした宮殿広場の中央には、アレクサンドルの円柱と呼ばれる記念碑があります。この記念碑はナポレオン・ボナパルトのフランスとの戦争でのロシアの勝利を記念して、オーギュスト・モンフェランの設計でアレクサンドル1世をイメージして建設されたそう。
高さ47.5m、直径約4メートル、重さ約650トンもある大きな円柱を見上げた女の子は「あ! じゅうじか もってる よ!」と、じっと眺めていました。
宮殿広場からバスに戻る道のりで…
「せんせい。 レンガ の おうち が あった! おおかみ に とばされない ね!」と話す子どもがおり、ほっこり!絵本で見たようなレンガでできた家を初めて見たのかもしれないですね。
お土産屋さんでは「いっぱい だるま が ある!」と、マトリョーシカを見て目を輝かせる男の子。
いよいよ子どもたちも楽しみにしていた運河クルーズ!運河の町、サンクトペテルブルクをクルーズで観光です!
運河にかかる橋を通る時には、まるで探検隊のようにワクワクした様子の子どもたち。
子どもたちは、すれ違うボートのお客さんと手を振り合ったり、持ってきたお菓子やツアーでもらったピロシキを食べて、友だちとのお喋りを楽しんだり、じーっと街を眺めたり、それぞれに楽しみました。
「たのしかった ねー!」
その後も観光は続き、ネフスキー大通りに面し、両腕を伸ばしたような長い回廊をもつカザン聖堂や皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所に建つ、血の上の救世主教会へ行きました。
そして、いよいよお待ちかねのランチタイム。
ロシア風チキンカツレツやアップルケーキを、楽しくお話ししながら食べました♪
ランチあとは最後の訪問地、イサク聖堂へやって来ました。
帝政ロシアのシンボルとして建てられた大聖堂であり、世界で最も大きな教会建築の1つです。
合計2万本以上の杭が使われたこの聖堂の柱の模型を見て…
「これ、 ここ の もけい!?」
「いま いる ところ は どの あたり?」と、模型を観察しました。
柱づくりの映像をじーっとながめながら「わぁ! はしら が たっくさん!!」と、とても驚いた様子です。
天井を見上げ「てんし が いるよ!」と、知らせてくれる子や「せんせい、 こっち きて!きらきら した ところ が あったよ!」と、広々とした大聖堂の中を、観察し気づいたことを話してくれました。
帰りのバスは少し疲れ気味の子どもたちでしたが、ある親子が…
「どの国も景色がちがうね。」
「また はじめて(の景色) だった ね。」とそんな会話をしていました。
子どもたちは、たくさんの場所を観光し、疲れた~と嘆くこともありましたが、多くの“はじめて”に出会うツアーになったようです。
(橘真衣子)