「見てもいいですか?」
洋上のモンテッソーリ保育園「ピースボート子どもの家」が始まりました!
1日目に5、6歳の子どもたち、2日目には2~6歳の15名の子どもたちが登園しました。
シンガポール辺りまでは、慣らし保育で午前中のみ一緒に過ごします。徐々に1日保育にむけて時間を延ばしていきます。
始まりと同時に私たちが紹介したのは「見てもいいですか?」の言葉です。
子どもたちは、船の保育園で「何をしようかな?」「これは何かな?」と、棚を1つ1つ見ながら活動を探します。
活動を探しているはずが、友だちがしている活動に目がいき、そのままじーっと友だちの活動を見る姿をよく見かけます。
その時に使うのが「見てもいいですか?」、何も言わずに近づいてくるのではなく、声をかけることで、見られている子どもも不安なく活動を続けることができます。
私たちは「子どもの家」の中だけでなく、ピースボート船内、港に着いたとき、自分の街に帰ったあとでも、必ず必要になる『社会性』のヒントを暮らしを通して紹介していきます。今日はじめて紹介した「見てもいいですか?」は、翌日から2歳児も自ら発信しています。
『見てもいいですか?』、「いいですよ」
クラスのいろいろなところから聞こえてきます。
(丸木佳里)