子どもの家ってどんなところ?
素敵なコミュニティーが出来てきている、ピースボート子どもの家^^
ですが、保育を行っている間は、子どもたち以外の立ち入りをご遠慮いただいています。
クルーズも中盤を迎えた先日、参加者皆さんに是非子どもの家を知ってもらおう!と“子どもの家ってどんなところ?”という企画を開催しました!
冒頭に、一緒に旅に参加する子どもの家チームのメンバーを紹介し、
写真を見ていただきながら9時から15時30分までの1日を振り返りつつ、モンテッソーリ保育についての説明も行いました。
おやつの準備では包丁も使います!
刃物や割れ物などは、子どもの手の届かない所へ配置する…というのが一般的な考え方ですが、子どもの家では、敢えて子どもがいつでも使える場所に置き、正しい使い方を紹介します。
それにより、身体のバランスを取って動きを調整することや物を大切にする事を身につけます。
参加者は大きな頷きと同時に、少し驚いたような表情をなさっていました。
最近の子どもの家で、最も多く聞く言葉も紹介しましたよ^^
こちらは、企画を見に来てくれた子どもたちが元気に応えてくれました!
答えは2つ。
「みても いいですか?」
「いま はなしかけても いいですか?」
子どもたちそれぞれがお互いの活動を尊重するための声掛けです。
返事は「いいよ」だけでなく、断る権利もあるということを子どもたちは知っています^^
小学生の取り組みも紹介し、
企画の最後に船内の大人の皆さんにお願い事を2つしました。
「子どものお手本として振る舞ってください」
「子どもが間違っていたら、どうすればいいのかを前向きな言葉で優しく教えてください」
走っていたら「歩こうね」
講演会やキャビン(船室)の前で大きな声で話していたら、具体的な声量を示しながら「このくらいの声で話そうね」
参加してくださった方からは「あるのは知ってたけど、どんな事してるのか知らなかった」「また教えてください」など、感想をいただきました^^
船が少し揺れていたこともあり少数での開催となりましたが、和気藹々と質疑応答ができる温かな時間となりました!
(池あいり)
※本来「子どもの家」は2才半から6才頃までの環境を指しますので、今回のVoyage115は小学生も一緒に”特別なプログラム”として実施しています。