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「ピースボート子どもの家」とは?

親子で、三世代で、地球一周 家族のきずなを深める旅


国際交流をテーマに「地球一周の船旅」を手がけるNGOピースボートが実施する、小さな子ども連れの家族の旅を応援するプログラム「ピースボート子どもの家」。

差別心も先入観もない幼い子ども時代に世界に出会い、大人も一緒に「わあっ!!」と心から感動できる体験を重ねること。それは生涯続く子どもへのプレゼントであり、何よりの平和作りかもしれない─。そんな思いを込めて、世界で初めて、地球一周×モンテッソーリ教育のコラボレーションを実現させました。

2009年より洋上モンテッソーリ保育園がはじまり、これまでに170人以上の子どもたちとその保護者の方々が「ピースボート子どもの家」とともに世界を旅してきました。

ピースボート地球一周の船旅には、3ヶ月半かけて訪れる約20の「寄港地」での出会い、まるで小さな村のような「船内生活」のコミュニティー、子どもたちが過ごす「子どもの家」では自らが成長できる空間があります。

ごあいさつ

プログラム創設者・小野寺愛からのメッセージ

(「ピースボート子どもの家」プログラム創設者)
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ピースボート「地球一周の船旅」に親子の乗船をすすめる理由

各寄港地で出会う人々と交流しながら、国と国との利害関係とはちがった草の根のつながりを創る―

等身大で今の地球を体験し、世界中に友達を作ることは、なによりの平和作りになるかもしれない。そう考えたNGOピースボートが船旅を出し続け、40年以上がたちました。

メディアやインターネットが伝える通り、紛争、貧困、環境破壊など、世界が抱える課題はたくさんあります。そのすべてに対して小さくてもできることを続けたいと思うと同時に、3児の母としてこうも思います。未来を担う子どもたちに「温暖化で地球が危ない。紛争も貧困もなくならない。君たちの未来は明るくない」と、ただそれだけ伝えるのは罪ではないかと。

船に乗って実際に旅してみると、この地球がどれだけ素晴らしい場所かに気づきます。世界中の子どもたちの「生きる力」や、貧困や紛争の中にあっても強く育っていた「希望」に、何度も出会います。言葉も通じない文化圏の人の優しさに驚き、圧倒的に美しい大自然に感動します。それを、誰よりも直接この世界の未来に関わる子どもたちにこそ体験してほしいと考え、「ピースボート子どもの家」がはじまりました。地球一周は大人にとっても、子どもにとっても、一生に一度のかけがえのない体験です。

親子でいちばん長く時間を過ごせるこの時期に、子どもと一緒に世界を感じる旅は、いかがですか?

アドバイザー・深津高子さんからのメッセージ

(国際モンテッソーリ協会公認教師/一般社団法人AMI友の会NIPPON副理事長)
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差別心や固定概念がない幼い子ども時代に、自分と異なる皮膚の色、違う言語や食べ物、見たことのない動植物、壮大な地形や建造物など、ありとあらゆる「違い」に出会うことは、どれほど豊かな世界観を子どもたちにもたらしてくれることでしょう。

航海中子どもたちは、まわりの大人が異文化に感動する姿を見て、「みんなちがって、みんないいんだ」という暗黙の多様性のメッセージを吸収していくことでしょう。また一方で大人は、異文化をあるがままに受容できる純粋な子どもの心に触れ、多くのことを学ぶでしょう。まさにピースボートの旅は、「平和の文化」を育てる大人と子どもで学び合う場となるでしょう。

「子どもの家」は、ともすれば大人のぺースが優先されがちな船内において、思う存分「子どもの時間」を生きられる子どものオアシスです。大好きなご家族とゆっくり旅するピースボートの旅は、子どもの心の中に一生涯残る贈り物となることでしょう。

経験豊かな先生方とともに、船内のモンテッソーリ保育園「ピースボート子どもの家」でお待ちしています。

船旅で過ごす特別な時間

地球の「いま」の姿にふれ、世界中の人びとと交流する中で、たくさんの「初めて」を体験する子どもたちは、驚くほどのスピードでさまざまなことを吸収します。

乗船したご家族には、『親子で旅をしたことで、好奇心旺盛なところやマイペースな性格は、伸ばしてあげるべき“個性”なんだと認識が変わった』、『船旅を通して、自分の感じていることを自分の言葉で表現できるようになった』、『モンテッソーリ教育を知り、大らかに子どもを見守るようになった』、『親子で成長できた』など、嬉しい声をいただいています。

ゆっくりと時間が流れる洋上生活や、世界の人びとと出会う交流プログラムは、子どもたちにも大人にも、特別な日々となることでしょう。

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