今日は影がない?!
オーシャンドリーム号は、インドの南を通り過ぎ、ベンガル湾を航海中です。
同時に、海賊対策領域に入り、日没からは光が漏れないように窓は黒いカーテンを閉め、夜を過ごしています。
でもご安心ください!日々、問題なく順調にヨーロッパへと進んでいます。
次の寄港地であるギリシャ(ピレウス)に着くまで、少し長い洋上生活を過ごしています。
その間に日本では見られない、珍しい自然現象を体験できました。
「影の見えなくなる現象」です。
船の緯度と太陽の赤緯がほぼ同じになる。
つまり、私たちの頭のちょうど真上に太陽があるので、影がほとんどできないという現象なのです。
担任の麻弥先生が子どもたちにその話をすると、
「あたまのうえに、たいようがあったら、とけちゃうで~!」とソウスケくん(笑)
ちょうどランチでレストランに行く時間と重なっていたので、子どもたちと影を見ながら移動しました。
移動中の子どもたちの影も小さいです。
そのものを見ている子どもたちは「かげ、あるよ!」と。そう、全く無くなるわけではないですよね…
分かりますか?プールやポールの影が最小限です。
デッキで賑わっていたのは、大人たちの方かもしれません。
こういう体験も洋上生活の思い出の1つとなりそうです!
(平松亜衣)