特別な場所!ブリッジ(操舵室)ツアー
帰国まで、あとわずかとなりました!
先日、子どもたちとブリッジ(操舵室)ツアーに参加してきました。
ブリッジとは、船の操縦室!日頃ブリッジからの放送に敏感な子どもたち。普段は入ることができないブリッジに行けるとあって、朝から興奮気味です。
当日は7人ずつの2グループに分かれて見学です。日本人のキャプテン挾間さんと待ち合わせをして、いざブリッジツアーに出発です。
いつもは入ってはいけない【船員以外立ち入り禁止】が付いているドア通り、9階のクルー専用デッキに出ると、まず見えたのは大きな窓。「ここは、みんながよく通っている場所の、ちょうど上だよ」と教えてくださると、ひらめいた子どもたちは「わかった!スターライトだ!」と、窓を覗き込みました。
そしていよいよ、ブリッジのドアをノックし、実際にキャプテンが働くブリッジに入ります。
あたりを見回しながら「いろいろな機械あるね」と興味津々の子どもたち。まずは左右にある、3辺を大きく窓で囲まれたスペースを見学します。
「ここからは何が見えるの?」という質問に、「鳥が飛んでいるのが見えたり、時々イルカやクジラも見えるよ」と、挾間キャプテンが教えてくれます。
次はブリッジの中央へ。女性のキャプテンが「Hello! How are you?」と声をかけてくれました。
「アイム ファイン!、アンデュー?」と、船で覚えた英語で子どもたちもご挨拶。
こた君(6歳)が「あっ!パナマだ!」と、女性の名札についている国旗に気づきました。オーシャンドリーム号はパナマ船籍のため、船内でパナマの国旗をよく目にします。
ご挨拶がすんだあとは、キャプテンシートに座りながら、双眼鏡を見せてくれました。大きくて重い双眼鏡。「海が見える!」と、大興奮!
「あのテレビには何が映るの?」と、まさみつ君(4歳)が質問すると、挾間キャプテンがチャンネルを切り替えてくれました。
「これは船の中にある大きなカメラが写している映像なんだよ、ここがどこかわかるかな?」と、キャプテンクイズです。「キッズプールだ!」と、すぐに気づきました。
その後も、電子航路図を見たり、防火扉の機械を紹介してくれたりと、ブリッジツアーを堪能しました。今回ブリッジツアーに訪れたのは、2~8歳の14名の子どもたち。普段入ることのできない特別な場所に行くことができる、船ならではの体験でした!
(丸木佳里)