操舵室(ブリッジ)ツアーへ行ってきました!
帰国まであとわずか。
先日、子どもの家の子どもたち・保護者の方たちみんなで操舵室(ブリッジ)のツアーに参加してきました。
ブリッジとは、操縦室のことで、普段は入ることのできない船の操縦室に特別に入らせてもらい、機器の説明を受けたり、実際に働いている船員さんの様子を見学したりしました。
IC クラス、CASAクラスと分かれてツアーに行ったので、今回はCASAクラスの様子をお伝えします。
前日から、
「明日は船長さんのお部屋に行けるんだよね!」
「ブリッジっていうのは操縦室のことなんだよ」
と楽しみで仕方がない様子の子どもたち。
ブリッジは特別な場所であることをあらかじめ伝え、当日は、必ずおうちの人と手をつないで静かに見学すること、機器には絶対に触らないこと、という約束をして、ブリッジに入ります。
普段は入ることのできない10階の廊下をどんどん進んでいくにしたがって、子どもたちの表情も少し緊張気味になっていきます。
「ねぇ静かだよ」
「ここには誰も住んでないの?」
「船長さんって怖い?」
3.4歳の子どもたちは少し不安げな表情でおうちの人や先生を見上げます。
「大丈夫だよ!船長さんは優しいよ」
7歳の男の子がみんなにそう声をかけて勇気づけてくれました。
さぁ、実際のブリッジはこんな感じです。
今まで見たことのない機器がたくさん並んでいる光景に、大人も子どももキョロキョロ。
みんな好奇心が隠せません。写真もいっぱい撮りました。
ジャパングレイス事務局長、挾間さんの解説を聞きながら、「へぇ~!」とうなづく大人たち。
一方子どもたちは、
「海めっちゃきれーい!」
「あ!鳥がいる!!1,2,3…3羽いる!」
と、ブリッジの窓から見える雄大な景色に大興奮です。
3歳の男の子と4歳の男の子は、操縦室に飾られているピースボートのキャラクター船の妖精シップリンを見つけて大喜び。
「ねぇママ、先生、シップリンがいたよ!」
「ここにもおるで!」
と嬉しそうです。
7歳の男の子と女の子は、操縦席に座らせてもらって大満足。
その後は、「私も」、「僕も」と順番に席に座らせてもらい、記念撮影をし合った子どもたちでした。
30分ほどゆっくりと話を聞き、見学させてもらって、楽しいブリッジツアーはあっという間に終わりました。存分に満喫した子どもたち。帰り際には、
「船長さんって毎日ここに住んでるんだよ!」
「えー!ベッドとかないじゃん。どうやって寝るの?」
「もしかして寝ないんじゃない?船長さんってすごい人だからさ!」
「えーっ!!」
という、かわいい会話で盛り上がる子どもたちでした。
(清水美香)