えほん「お姉ちゃん の るい と 弟 の たくと の お話」

オーシャンドリーム号が横浜や神戸を出航して約1ヶ月たった今日、みなさんにご紹介したいエピソードがありました。

小学2年生のお姉さんが「せんせい えほん かいてきたの」と、持ってきてくれました。
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「おねえちゃん の るい と おとうと の たくと の おはなし」
さく/え:かぶもと るい

———
たくと には 2ねんせい の るい という おねえちゃん が います。
たくと は まだ 4さい です。
でも、おねえちゃん の るい は 7さい なので 3こ ちがい です。

あるひ、たくと が いいました。

「ぼく が おにいちゃん が よかった。」

すると、るい が いいました。

「ちいさい から できること だって いっぱい あるよ。」

「そんな こと ないよ。」

と、たくと が おこりました。
そしたら、けんか に なって しまいした。

なん日 か たちました。
ふたり とも あそばず に いたので、なんだか さみしく なってきました。
そして ついに るい が たくと の ところ に いって、
「ごめんね。」と、いいました。
そしたら、たくと も 「いいよ。」と いって、あとから 「ごめんね。」と、いったのです。
そして、るい も 「いいよ。」と、いって ついに なかなおり しました。
そして、なかよく あそび はじめました。

なんにち か また たちました。
けんか も いっぱい するけれど、ふたりとも なかなおり する 力 を もう もっています。

たくと が 4さい に なった 日は、3か月 のる ふね の なか です。
4かい の レストラン では、よる ごはん の とき みんな が ハッピーバースデー を うたいます。
その とき、ケーキ が でて きます。
そして こども みんな で わけて たべます。
おいしい ケーキ でした。
とても たのしくて しあわせ な 1日 でした。
なので、おとな に なった るい は えいご を いっぱい しゃべれるように なって ふね の なか の スタッフ に なりたいです。

いろいろ な こと を ふね の なか でしました。
そして、ごはん を たべたり、ねたり、あそんだり、きこうち に おりたり たのしい こと を いっぱい しました。

まだまだ ふね の たび は つづきます。
なので もっと もっと たのしい こと を したいです。

そして いろいろ な くに の もの を かって
にほん に かえったとき いろいろ な ひと に みせたり、つかわせて あげたり したいです。
しゃしん を あげたり、みせて あげたり も したいです。

また ちがう こと も したいです。
たとえば、くに の こと を おしえて あげたり
せかい の きちょうひん も かえたら みせて あげたいです。
なので、おみやげ も いっぱい あげたいです。

にほん が やっぱり 1ばん いいね。
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おわり
———

姉弟の仲の良さや、1ヶ月の船旅で感じたるいちゃんの純粋な気持ちが伝わってきますね!
船のスタッフとは、子どもの家の先生になりたいそうです♪

まだまだ続く地球一周の旅で、たくさんの「はじめて」に出会い、どんなことを感じ、どんなことを考え思うのか楽しみです。
(橘真衣子)

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