乗船から7年経って・柏浦さん親子インタビュー
これまでに乗船した、子どもたちやご家族の後日談インタビュー!ということで、張り切って記事を書いてから、バタバタと1月半も経ってしまいました。
いつもブログを読んでいただいている皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?
最近は心がザワザワするニュースが目につき、自宅で不安に過ごしている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時こそ「楽しかった思い出を!」と感じながら、今回の記事を書いています。
【後日談インタビュー】第1弾は7年前に、ピースボート地球一周の船旅に参加してくださった柏浦さん親子です。
当時3歳だった、にこちゃんに「ピースボートの思い出や覚えているエピソードはありますか?」と質問してみたところ、こんなにたっくさん!アンケート用紙びっちり書いてくれました^^
・横浜で船が出港する時リボンを投げたこと
・エジプトでラクダに乗って怖がって泣いてしまったこと
・ギリシャでうすむらさき色のワンピースを買ったこと(今でも大切にとってあります)
・ロシアでマトリョーシカを作ったこと
・エストニアでマジパン作りを体験したこと
・ノルウェーでトロールの銅像と写真を撮ったこと
・フィヨルドでカモメに餌をあげたこと
・クリストバルでエンベラ族に会ったこと
・グアテマラでフェルナンデスちゃんと友だちになったこと
ピースボートに参加して、色々な国の名前を知れたり、そこがどんな場所か・どんな人が暮らしているか・どんな文化があるのかが知ることができ楽しかったそう!
ここまでたくさんのエピソードを覚えてくれているのは、とても嬉しいです^^
定期的にご家族と思い出話をしているんだろうな…と思います。
お母さんの渚さんにお話しを伺うと…
一緒にテレビを見ている時など、話に出てきた国がピースボートで訪れた国だと当時の話になり、娘も大体のことは何となく覚えていて懐かしんでいます!
特に、現地で出会った人や動物についてよく覚えていて、グアテマラで出会った大きな鳥や、土産物屋さんで仲良くなった同い歳くらいの女の子と遊んだ話しをしています。
言葉が通じない相手でも、あっという間に仲良くなる子どもたちに感心したことを覚えています。
子育ての芯になるようなものを見つけたくて、広い世界を観たら見つかるのではないか…と思い参加を決意したピースボートでした。
幼かった娘が保育園や習い事で集団生活を始めた頃、みんなと同じように動くことを嫌がり、好きなものや、やりたいことなど意思がはっきりしていて割と個性が強めだと思ってたせいか、何となく浮いているように見えた経験があります。その瞬間なんだか同調圧力のようなものを感じてしまい、外に出たい!世界を見に行きたい!と考えるようになったのも参加のきっかけです。
乗船して出会ったのがモンテッソーリ保育です。
モンテッソーリの環境では、クラスはあっても集団で一斉に動くのではなく、一人ひとりの個性に合わせて過ごしていて、娘はマイペースに楽しんでいたように思います。
そんな娘の姿を見ていて、彼女の意思を尊重したり、子どもの“やりたい”を優先することにチャレンジできるようになりました。失敗をなるべくたくさん受け止められるように、私自身の状態を整えたり…、子どもや子育てや生活に完璧を求めないように意識するようになりました。
乗船中は360°の海、広い空、そこにたまに現われるイルカやウミガメなどの動物たちを親子で楽しく見ていました。
娘の「あるがまま」を受け止めるというのは難しく、乗船前はなかなか出来ませんでしたが、どんな場所へ行っても変わらず、ありのままでいる娘の姿を見て、変化するべきは自分なのだな…と思うようになりました。
第一子ということもあり、子どもには「こうあって欲しい」という気持ちが強かったのだと思いますが、それをできる限り手放して、彼女のあるがままに向き合った方が楽しい!ということに旅の中で気づけました。
思春期になった娘は、環境の変化など大変なこともありますが「またピースボートに乗りたいな〜」と、当時の思い出が彼女の支えになっているように感じます。
10歳になった、にこちゃんの夢は…
学校の先生、通訳、洋服のデザイナー、ペットショプで働く…などなど!
将来がとっても楽しみです^^