シンガーソングライターが誕生しました!

自己表現の分野で今まで出ていた木琴をしまい、ウクレレを出しました。

子どもたちは、新しくなった楽器にすぐに気づき、足でリズムを刻みながらウクレレを弾き、自作の歌を歌い始めます。
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「ちきゅうのなかまでぇ~♪ がいこくのひとも~♪ にほんのひとも~♪
あっ! かんこくのひとも~♪」

ひと段落すると、目の前で聞いている友達に聞きます。
「ぼく の こえ じゃま じゃない?」
「だいじょうぶ だよ~!」

確認した後も弾き語りは続きます。

新しいお仕事は、みんなが挑戦してみたいものです。
ある子は…
「はやく おわらしてよ、ぼく の ばん! はやく!!」

ピースボート子どもの家では、お仕事をしている人が気が済むまで、やりたいだけやっていいことになっています。
「おわったら かして あげる。」

気が済むまでお仕事をしたら、自分の番が回ってきます。自分の番が回ってくると、先ほどの子と同じような姿勢で同じように歌い始めます。

誰もがしたい新しいお仕事に対する、子どもたちの反応はそれぞれです。

誰かが活動している時に「かして ください!」と、直談判しに行く子、みんながお仕事を片付け、お集りの準備をし始めて、誰もいなくなった時にポロロンと弾く子、クラスのお友だちの熱が冷めるまで待ち、別の日に挑戦してみる子、それぞれです。
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モンテッソーリ教育の環境では、常時設置している教具もあります。しかし、一部の教具は子どもの興味や関心により、子どもたちの様子を観察しながら、状況を見極めて替えていきます。ここに通っている子どもたちに合わせた環境を随時整えていきます。

ピースボート子どもの家も変化しながら船旅を続けています。
明日から、サンクトペテルブルグ(ロシア)、ヘルシンキ(フィンランド)、ストックホルム(スウェーデン)、5日連続の寄港日になります。子ども達はどんな体験をしてくるのでしょうか?
(冨永和美)

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