おやつの準備(CASAクラス)

こんにちは!CASAクラス(*)の清水美香です。
(*Casa dei Bambini = 「子どもの家」のイタリア語。3歳〜6歳の子どもたちが過ごします)

子どもの家では、いつも午前と午後におやつがあります。りんごやオレンジ、きゅうりなどの果物や野菜がまるごと届きます。
CASAクラスでは、届いたおやつを切るところから、一人何個ずつかを決め、テーブルセッティングをするまでの過程を全て子どもたちで行います。このやりとりが実に面白いので、報告します。

まず、おやつを切るところから。
切る人も、先生が決めるのではなく、子どもたちが自ら名乗りを挙げます。

おやつ1mini

固い皮を食事用ナイフで切るのは、子どもにとっては重労働。切るのに疲れて困ってしまう場面もしばしば。でも先生はあえてすぐには口出ししません。
すると子どもたちなりに考えて、
「誰か一緒に切る人いませんか~!」
「オレンジ切るの手伝って~!手が痛くてもう切れないよー」
と上手に周りに手伝いを求めたり、呼びかけ合ったりします。
そうすると、

「じゃあ私が代わってあげるよ!」
「俺も切ってあげる。あと2個あるから、1個ずつやろう」
「いいよ!じゃあ先に切っていいよ。私お茶用意するね」
と、手伝ってくれるお友だちが現れ、子ども同士でどんどん役割分担をして準備を進めていきます。

切り終わったら、一人何個ずつ食べられるかを決めます。
年上のお友だちを中心に、切ったおやつの数と、今いる子どもの数を数えていきます。
「全部で38個あった!」
「今日は子どもは14人いるよ」
「じゃあ一人何個にする?」
「うーん、4個くらい?」

3,4歳のお友だちは、
「6個がいいんじゃない?だって私6個食べたいもん!」
「いっぱいがいい!」
と好きずきに提案します。
しかし年上のお友だちは、とても民主的です。
「6個だとみんなの分がなくなっちゃうからだめだよ!」
「そうだよ!ねぇ、わりざんして決めたらいいんじゃない?」

「俺わりざんできない」
「うーん…あ、○○くんはわりざんのお仕事やってたから、呼んでこよう!」

こんなしっかりとしたやりとりも、全て子ども同士で行われます。

無事個数が決まったら、全員にわかりやすいように”ひとり○こ”という紙を書いてテーブルの上に置いておきます。

おやつ2mini

そうしてようやく、食べ始めることができるのです。
子どもたちが大好きなおやつの時間。明日はどんなやりとりが見られるのでしょう?
(清水美香)

関連記事

ページ上部へ戻る