1,2歳児向けの英会話教室

(本来「子どもの家」とは2歳から5、6歳までの環境を指しますので、今回の74回クルーズの子どもの家は”特別なプログラム”として実施しています。)

今回の記事は、1、2歳児向けの「キッズGET」の様子を紹介します。
以前紹介した「英語でコミュニケーション!!」 の記事も併せてご覧ください。GET とは「Global English & Espanol Training」のことで、世界中から集まった先生たちと一緒に「正しい」言語ではなく「伝わる」ことばを学ぶためのプログラムです。そして、キッズGETとは、毎日お昼寝後の時間に過ごす、英語やスペイン語の時間。
難関の面接を合格して世界中から集まり、大人向けの英会話・スペイン語会話の教室をしている先生たちが、子どもたちにも異文化と言語に親しむ時間を提供してくれているのです。

1~2歳の子ども達の英会話を担当してくれているのは、スウェーデン出身のモニカ先生です。
モニカ先生は彼女自身も小さい頃にモンテッソーリ園に通った経験を持っています。

スウェーデン人のお父さんと日本人のお母さんがいて、スウェーデン語も日本語も英語も堪能。
船に乗る前はカナダの大学に通い、幼稚園、小学校の先生の資格を得ています。
子どもたちが大好きで、いつも温かいまなざしを向けてくれています。

モニカ先生の子ども英会話の様子をご紹介しましょう。

あんちゃん、こあくん、かおるくん、あらたくんの4人が、英語で歌をうたっています。
モニカがお部屋に入ってくると、あいさつの歌から始まるのです。

「♪Hello Ann. How are you? Hello, how are you? I’m fine, I’m fine, I hope that you are too.♪」
この歌を、一人ひとりの名前を歌詞に含めて歌ってくれます。あんちゃんはこの歌が大好き!!

一回聞いただけでなんとなく歌を覚え、
「I’m fine, I’m fine.♪」というところを、「アイパイーン、アイパイーン♪」と何度も繰り返して歌っていました。
今ではすっかり覚え、時々ひとりでも歌っています。歌が終わると、モニカ先生のレッスンがスタート!!
といっても、特別なことはしません。

3歳児以上の子ども達のようには集中が続かない1、2歳の子たちには、英語を「教える」というよりは、普段の保育の中に、英語を話すモニカが自然に入ってくるというやりかたをしています。

普段から取り組んでいる大好きなお仕事と向き合うとき、英語で話しかけてくれる先生がそっと隣にいてくれる、という雰囲気は、子ども達にとっても自然です。

たとえば、色のパズルをかおるくんがしていて、赤色を持っていると
「This is the Red… Red.(これは赤だね)」と言ったり、空け移しのお仕事をしていると「Water.(水だね)」と声をかけたりしています。
「お片づけするよ~」と日本の先生が言うと「Let’s clean up!!Clean up, clean up♪(片付けよう~、お片付け、お片付け)」と歌ってくれたり。
「Clean up」も言いやすいのでしょう、こあくんもあんちゃんも、「クリーナップ、クリーナップ♪」と繰り返しています。

今日は、自分ひとりでお仕事をしたかった1歳10ヶ月のあんちゃん。
果物や野菜の絵が描いてある言語カードを自分で並べていたので、モニカ先生がその一つを英語で紹介しようとそっと手に取ると「だめ!!だめ!!」「あんちゃんの!!」とプンプン怒っていました。

30分間のGETが終盤に差し掛かり、モニカ先生が再びそっと近づき、あんちゃんの持っていたカードを手に取りました。
また「ダメ!!」と怒るかなぁと見ていると、あんちゃんから出た言葉は「No-!!No-!!」と、英語…!!

あんちゃん、モニカ先生が英語を話す人だと言うことも、「ダメ」は英語で「No」ということも、どこかできちんと理解していたのです。

実際に外国を訪れたり、船内でも外国人のクルーがいたりと、英語に触れることの多い船旅。
この2ヶ月間で着実に、あんちゃんだけでなく、子どもたちはみんな自然に環境から英語を吸収しています。

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