みんなでおひるね(船内生活)

慣らし保育が終わり、一日保育が始まった4日目から、お昼寝もはじまりました。
ランチのあとにみんなでお昼寝キャビンに向かいます。
はじめは、「ぼくねなーい!」「ねむくない!」と言う子どもたちも、部屋に入り、静かに絵本を見たりお話を聞いたりしていくうちにあくびをはじめます。

 

電気を消すと、隣の友だちとこそこそおしゃべりをしたり、なんだか落ち着かなかったり…ちょっぴり興奮気味な子も。
眠りにつくまでのこの時間が、毎回とっても楽しそうな子どもたちです。

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ある日、みんなが寝た後もなかなか眠れなかったりんたろうくん(4歳)。
保育士が一冊の絵本を一緒に読むと、そのあとすぐに眠ることができました。

その日の降園後、

「せんせいがおひるねのとき、えほんよんでくれたんだよ。でも、これはひみつなんだよ!」

と嬉しそうにお母さんに話していました。

子どもはみんな、秘密が大好きです。
寝る前に、先生が作った素話(カレーライスを作るお話)を聞き、ゆうきくんが眠る前にひとこと。

「あしたは、からあげがいいなあ~」

子どもたちのお昼寝時間は、先生にとっても、幸せなひとときです。

 

自分はお昼寝をしないのに、弟を寝かしつけるために、毎日おひるねキャビンに来る5歳のあゆみちゃん。
弟のけんしろうくんにタオルケットをかけて、すぐ隣に寝そべってトントンします。

「おねえちゃんここにいるからね。だいじょうぶだよ。けんちゃんねていいんだよ。」と、まるで小さいお母さんのよう。

 

そしてけんしろうくんが眠りにつくころ、そ~っとベットから降りて子どもの家に戻っていくあゆみちゃん。その絶妙なタイミング、完璧です!
船旅がはじまって2週間たった最近では、けんしろうくんが一人で寝られるようになり、なんだか寂しそうなあゆみちゃんですが、嬉しい成長ですね。

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起きる時になると、まだ寝ている子を「つんつん!○○くん!」と言って背中をつんつんして起こすのが流行っています。

そんな行動一つひとつを見ても、子どもたちの仲が日々深まっていることを感じ、嬉しくなります。

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